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モデル撮影が先に終わった僕とジニヒョンはランチに行くことにした。
天気もいいし、平日だから行きつけのカフェで席の位置に気をつけたら大丈夫でしょ！ってことで。
現場からミニバッグを持って出て行こうとする僕たちにずるいぞー！なんて声が聞こえてきたけどヒョンたちもこの前これたちを置いてご飯行ってたでしょwと笑っておいた。
「Aヒョーーーーーーーン………」
ホソギヒョンとジミニヒョンに抑えられているグガが、前にテレビで見た留守番を任される時の犬とそっくりで、ごめんねって手を振った。あ、グガは兎か。
「ねぇ俺も行くんだけど」
「あ、ジニヒョンはいってらっしゃい！」
「ヤー！！このマンネ、生意気に育って！！！」
なんていつものやりとりが面白くてケラケラ笑った。
「カメラを挟まないで昼間にメンバーとランチするなんて久しぶりだな」
「そうですね、今日は何にしようかな」
「あ、帰りコーヒー買っていっていい？」
「いいですよ、僕も買っていこうかな」
帽子とマスクをつけて通路を歩いていると、
「あれ？TXTの子たちじゃない？」
ジニヒョンが言った方向を見たら見覚えのある3人がスタジオを出たところでキョロキョロしていた。
「アンニョン」
と声をかけると3人とも勢いよく振り返った。
「えっ先輩方…！アニョハセヨ…！」
「こんなところでどうしたの？」
「僕たちはそこのスタジオで仕事だったんだけど」
「あ、俺たち3人も仕事だったんですけど早く終わったからマネヒョンが解散していいって。」
「せっかくだからこの辺でご飯食べようと思ったんですけど、迷ってたらすっかりランチ難民で」
ヨンジュナ、スビナ、テヒョナはそう言って顔を見合わせた。
「じゃあ、よければ僕たちと行かない？
丁度僕たちもランチ食べに行くとこだったからさ。
いいよね、A」
「もちろんです。
僕達、この辺で仕事した時によく行くカフェがあるから紹介するね」
「いいんですか？」
「嬉しいです！」
「わー！ありがとうございます！」
5人でランチにいくことに。
やっぱり他のメンバーを置いてきて良かったな、これより大人数じゃ流石にバレるだろうし。
「ふふ、キョロキョロしてるところごめんね、
ジョングクはまだ仕事中だよテヒョナ」
「はは、そうかグガのペンだったっけ。
今日は僕とAで我慢してね
ヤー、あいつのくせに憎たらしいな」
「えっ！あ、そういうわけじゃ…」
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作者名：わいきき | 作成日時：2021年2月8日 13時
