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実はTXTの楽曲プロデュースはまだ続いているし、これからも続ける予定。
デビュー曲を作っているとき、BTSの活動と合わせた活動も体感してみて、続けられそうだなって。
もちろん全部の楽曲に携わるなんて無理だから一部の曲だけど。
TXTの楽曲制作は、正直すごく楽しい。
BTSとは異なる世界観で、方向性的に挑戦的な要素を一気に詰め込める。
レトロブームの再来中の今日、80年台のクラブミュージックやマイケルジャクソンを想起されるポップテンポ、レトロゲーミングのような要素をEDMとしてうまく入れ込む。
全ての要素が喧嘩しないよう、音色を調整して耳馴染みよく、中毒性を持たせる弾けるような効果音に繊細なリズム感を持たせる。
新しさや複雑さの中に懐かしさや親しみやすさが折り込まれている。それこそがTXTの楽曲。
コンセプトを聞いた時は、「結構複雑なことをしようとしてるな…」と不安になったがそこはサウンドクリエイターの血が騒いだ。
たくさんの要素を組み合わせるのはDJでもある僕の十八番じゃないか。
だから彼らの楽曲を作るのは、すごく楽しい。
んだけど、
「(流石に一気に引き受けすぎたな、もう寝不足が続きすぎて流石に限界…)」
TXTの複数の楽曲制作を終わらせた。
寝よう…このままだと仕事中に本当に寝てしまう。
幸い明日の午前中はオフだから、ゆっくり寝溜めもさせてもらって…
フラフラしながら自宅にたどり着いて、荷物をその辺に置いた。
ほぼほぼ閉じている目で素早く部屋着に着替えてベッドに入ろうとしたら
「あ！？！？」
誰かベッドに入ってた。
こわっ…
「…？
あ、ジョングク…？」
ウリマンネ。
人のベッドで大爆睡。
僕は家の合鍵をメンバー達に渡しているから、たまにこういう事がある。
ほぼほぼ閉じてる目で帰ってきたから、玄関のグガ靴に気づかなかったのかな。
なんでもいいからもう寝よう。
ベッドの空いているスペースに潜り込めば、布団が温まってた。
宿舎生活だった時、相部屋だったジョングクはよく僕のベッドに潜り込んできてたし、別々で寝てても朝起きたら何故か真横にいた。
(クオズもふざけてベッドに入ってくる時があったけど)
宿舎生活の時は、誰かしらいた。
その生活が終わって、みんなそれぞれの家に住む。
正直それがすごく寂しかったけど、慣れてしまえばなんのその。
でも、今日は暖まってる布団ですぐ寝れることがこんなにも幸せなことなんだとしみじみ思いながら目を閉じた。
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作者名：わいきき | 作成日時：2021年2月8日 13時
