ペトフロ 練習 ページ2
「 かーすてらちゃん っ !! 」
金髪のまるで人形のような綺麗な顔立ちをした少女にペトラは後ろから話しかける 。
"かすてらちゃん"と呼ばれた少女＿＿本来はフローラだが、カステラがとても好物なため、ペトラからはかすてらちゃんと呼ばれている。
ペトラはフローラという名前だと分かっていて尚、かすてらちゃん、と呼んでいる。
フローラはあまりかすてらちゃんと呼ばれることに好感を持っていないようだが、ペトラはそれを理解して呼び続けているのだ。
…と、いうかかすてらちゃんという呼び方に馴れてしまっている＿、というのもあるのだが。
「 …なに?…ぺとら… 」
かすてらちゃんと呼ばれるのにもう馴れてはいるが、まだその呼び方に不服なようで頬をフローラは少し脹らましている。
「 ん〜?そこで見掛けたからさ、思わず話しかけちゃった! 」
最近はあんまり会えなかったし、と言ったあとにフローラの方をみて微笑む。
「 … そう。それより…その… "かすてらちゃん" という呼び方を控えて欲しいのだけれど … 」
うぅ、と言い、身長故にか上目使いでペトラを見つめる。
ペトラは少し返事に困ったように、うーん…、と唸った。
「 だってかすてらちゃん呼びに馴れちゃってるんだもん…、逆になんて呼べばいいのか… 」
「 私の名前。 」
珍しくフローラがはっきりと、途切れ途切れにならずに言ったのを聞き、ペトラは首をかしげて。
「んぇ?どーいうこと…?」
ペトラが人差し指を唇にあて、考える仕草をすると、フローラは顔を真っ赤にして息を大きく吸い込んで 。
「 だ…、だから…!!ふ、フローラって呼んで欲しいって…い…言って…言ってる…言ってるのよ…」
だんだんだんだん小さくなっていく声と、頬を赤く染めて、ちらちらと上目使いでペトラを睨んでいる。
そのフローラの言葉に最初は頭の上にはてなマークを浮かべていたが、理解していくうちに、
頬を真っ赤にして睨んでいるフローラの顔を見ては雰囲気と緊張感に飲まれ、自分の頬さえも思わず紅潮してしまう。
「 ………フローラ、ちゃん 」
お互い見つめあい、無言の末に言い、言い終わったあとに、お互い頬を真っ赤にする。
「 や、やっぱりかすてらちゃんでいいわ…心臓に悪すぎるもの…」
「 う、うん。そうするよ … やっぱりかすてらちゃんが一番だね 。じゃ、じゃあ僕は急いでるから 、またね。 」
「 …… え、ええ。また … 。 」
お互い目を合わせずに別れの言葉を言う、今宵は眠れない夜になりそうだ＿
−−−−−−−
実際のペトフロはもう少しペトラを大人にしたいです 。
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ちゅん子(プロフ) - ヴァンメッ…….…今見ましたすごくあのそのありがとうございます（死亡＿＿＿） (2018年6月3日 18時) (
レス) id: cf45a5ec70 (このIDを非表示/違反報告)
アイ - ペトラはきっと闇があります ( ???? ) ペトフロは可愛いぞ 〜〜〜 ( 一緒に号泣 ) (2018年4月21日 17時) (レス) id: b8e6891140 (このIDを非表示/違反報告)
アイ - んへっへ、せぇなさんありがとうございます 〜 !! ペトフロ組んで頂き本当に感謝感激雨あられです ~ !!! (2018年4月21日 17時) (レス) id: b8e6891140 (このIDを非表示/違反報告)
波の音(プロフ) - ﾋｨ…ペトラくんの闇を見れた気分で嬉しみの舞…(好き)ペトフロが可愛すぎてとりあえず大号泣した(タオルびしょびしょ) (2018年4月15日 9時) (レス) id: 7e7980ecfb (このIDを非表示/違反報告)
せぇな/フローラ - 最高でしたありがとうございます……ペトフロ最高です… (2018年4月14日 23時) (レス) id: c06a16e314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむーるはアイで燃えるごみ | 作成日時：2018年4月14日 17時
