311.眠りの国の王子様 ページ1
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私鉄から帰ると、少し歩くけど
まぁ、10分程度しか変わらない。
お開きも時間通りだった所為か
帰り道にはまだ、チラホラ人影もあったし
鍵を使って、エントランスをくぐって玄関の扉を開けた。
部屋の奥に、朝消して行ったはずの明かりがついてるのと
テレビの音が聞こえるのとで、誰かが部屋にいるのがわかって
それが雅紀くんなんだって、思ったら嬉しくって
「ただいまー･･･」
玄関の扉が閉まるのを確認して、鍵をかけてチェーンを閉めると
玄関に置かれた見慣れた雅紀くんのスニーカーが胸をドキンと波立たせた。
靴箱に、私の靴と一緒に収めると廊下を歩いてリビングに向かう。
お帰りなさい！って顔を出してくれると思った雅紀くんは出てきてくれなくって
リビング扉を開けたら、暖かい風がふわりと頬をかすめた。
視線の先にあったソファと机の間には、雅紀くんがあぐらを書いて収まってて
頭を、ソファに預けて眠ってた。
疲れてるにきてくれたんだなぁ、って思ったら起こせなくて
上着を脱ぐついでに、寝室から毛布を持ってきた。
ジャケットとコートを脱いだ体は
歩いてきて温まってるとは言え少し冷たい風を感じて
リビングの暖かさに、ほっこりした。
そっと、毛布を掛けてあげたら
「ん･･･」
雅紀くんは、くすぐったかったのか、眉間にしわを寄せて
こっちに寝返りを打つと、横向きになった。
「ウゥッ･･･」
そのまままた寝るのかなって思ったら、
ずっと同じ姿勢をしてた体が痛かったのか唸り始める。
すぐに体をもぞもぞし始めたと思ったら、こっちに倒れてきて
支えなきゃって思ったけど、かすかに残ってたお酒が握力を弱めていて支えたと思った体ごと、床にゴロンっと押し倒された。
「うっ･･････ん･･･？」
上に乗っかる、雅紀くんが顔をゆっくりあげて
「あ、れ･･･Aちゃ･･･？」
ぼーっとしながら私を見つけたから
「ただいま、雅紀くん(笑)」
って微笑んだら、漫画みたいに目をぎょっとさせて
「えっ！･･･いつ帰ってきたの！？てか俺寝てた！？」
「今帰ってきたとこです(笑)気持ちよさそうに寝てたからそっとしておこうと思ったんですけど･･･」
「あれ･･･30分も経ってない･･･」
私の言葉に、キョロキョロしながら
壁にかけてあった時計を見た。
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にゃん(プロフ) - 菜菜さん» ななななな、菜菜さんっ！( ﾟдﾟ)横文字大丈夫でした！？良かったです･･･確認していただきありがとうございます（泣）菜菜さんの作品読み終えてないのに、読んで頂いてしまって申し訳ないです( ；∀；)初コメの衝撃が大きすぎて、一瞬固まりました(笑) (2018年10月16日 19時) (
レス) id: 59e4149665 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - haruさん» プロフを拝見させていただきましたが、年齢を確認できない為、こみゅ〜によるメッセージでできる表記の方法で構いませんので教えて頂けると有難いです。メッセージの送信方法がわからない場合はボードに一言くだされば、こちらから送らせて頂きます( ´ ▽ ` ) (2018年10月16日 19時) (レス) id: 59e4149665 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - haruさん» haruさん、はじめまして。いつも読んでいただき、ありがとうございます。大好きと言ってもらえると、私も載せてよかったなぁと思えます。すぐに読んで頂いてるんですか！？遅い時間の更新が多いので、お肌の調子など大丈夫でしょうか？( ；∀；)パスワードですが→ (2018年10月16日 19時) (レス) id: 59e4149665 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - 横文字合ってるw大丈夫。意味通じてるからwとかゆーのが初コメって(爆)続きが気になる(ドキドキ)←にゃんちゃんの読んで自分の放置プレイ中 (2018年10月16日 8時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - にゃんさんはじめまして。オワリノナイ恋大好きで更新されたらすぐ読ませてもらってます！パスワードを教えて頂きたいのですがよろしいでしょうか？ (2018年10月13日 23時) (レス) id: 1e423cc130 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃん | 作成日時：2018年10月2日 0時
