オワリノナイ恋 / A. Masaki【6】 (ページ7)

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207.記事の違和感･･･A ページ7

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俺が、週刊誌の記事を開くと
じーっと、四人はその記事を読んで
翔ちゃんは、早々にソファに座り直した。

「こないだのと同じだな。」

「う、うん。言い回しが少し変わってるくらいで、それ以外には何も。」

「じゃあ、やっぱりほぼ黒なんじゃねぇの？」

翔ちゃんは、機嫌悪そうに
腕と足を組んで、３人が読み終わるのを待ってる。

すると、リーダーが次に読むのをやめて
代わりに、俺の顔をジッと見た

リーダーにしては、読むの早いなって思った。
一番最後に読み終わると思ってたのに･･･

「読むの早いね」

「ん？え？あぁ、俺読んでない」

「え？」

「だって、こんなちっこい字読んでたら眠くなるもん(笑)」

無理だよ～って笑ってて

「みんな読んでくれてるみたいだから、後からなんて書いてあったか聞こうと持って」

フヘヘって笑いなが、俺をニコニコ見つめてて

「な、何」

「いや(笑)･･･でも、俺はやっぱりAちゃんからの連絡まってていいと思うんだよね？」

「なんで？」

「だってこれ、違和感ない？」

読んでないはずの、週刊誌を
リーダーが指差していて、どういうこと？って俺が聞く前に
翔ちゃんが、そのセリフをこぼした。