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226.忘れモノ･･･S ページ26
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五人での撮影が終わって次の仕事に向かうためにニノと智くんを置いて先に楽屋に戻った。
松潤は、他のスタッフと話してたし
相葉くんは、トイレ行く！って収録終わったらゲストの次にスタジオを出て行った。
｢相葉さーん｣
相葉くんのマネージャーの声に振り返る。
手には携帯が握られてた。
｢今トイレ行ってんだって。俺もトイレ行くから渡しておこうか？｣
｢あ、お願いしていいですか？俺車回してくるので｣
｢うん｣
そう言って、トイレに向かう。
｢あ、しょーちゃん｣
トイレに入ると丁度、用を済ませた相葉くんが手洗い場に向かうとこで
｢よぉ。携帯、返してきたよ｣
｢あ、マジで！？｣
｢あの子に電話するんだろ？｣
｢したいのは山々なんだけど･･･この後ちょっとしたロケで出なきゃなんだ｣
｢電話しねぇの？｣
｢帰ったらってか･･･移動車でする！｣
｢大丈夫なのかよ、彼女。週刊誌載ったって知ってんだろ？｣
｢大丈夫じゃないと思うけど･･･マジで時間ないんだ！｣
そう言って、相葉くんは手を洗うと走って出てっちゃって
気がついたら、俺のケツには相葉くんの携帯が入ったまんまで。
｢あいつ、携帯忘れるって･･･アホか｣
トイレで1人呟くと手を洗って後を追うようにトイレを出た。
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作者名：にゃん | 作成日時：2018年9月1日 13時
