358.傷つけたくない ページ8
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雅紀くんと一緒にベッドに入る。
もう時間は、2時半を過ぎてる。
眠そうに欠伸をして目をこする雅紀くん。
シングルベッドに大の大人が2人って
ぎゅうぎゅうで、でもそのおかげで雅紀くんとくっついて寝れるって思いもあって
｢ダブルベッド買いましょっか･･･｣
なんて、思ってもないことを雅紀くんに言ってみると。
｢えー、俺シングルのが好き。Aちゃんとくっつける一つの口実になるもん｣
雅紀くんが、そう言うんだろうなって何処かでわかってた。
それが嬉しくって、もぞもぞしながら、雅紀くんに抱きついてみる。
｢ふふっ(笑)だから、Aちゃんもたくさん甘えて？｣
｢え？｣
｢可愛い声聞きたいなー･･･｣
雅紀くんの手が、意味深にもぞもぞし始めたことで、漸く雅紀くんの言ってる意味がわかって
胸をペシっ！っと叩いた。
｢いてっ！(笑)｣
｢もうっ！雅紀くんそんなことしか考えてない！｣
｢た、たまたまだよ〜･･･｣
｢雰囲気とか考えてください！｣
｢あれ、そういう雰囲気じゃなかった？｣
｢もうばかっ！｣
｢バカって･･･子供みたいだよ、Aちゃん(笑)｣
｢･･･っ、寝ます！｣
どこかでやりあったようなやり取りを、ここでもして
この間、あんなことがあったばっかりなのに
いつまでも、ふざけてる雅紀くんに背を向けると雅紀くんの手がお腹に回される。
そして、ゆっくり服の裾からお腹に手を入れる。
それ対して、ビクつく体。
｢ま、雅紀くんっ！･･･いい加減にしてくださいっ、きょうは･･･｣
｢大丈夫･･･。」
「ちょっ･･･」
「･･･傷つけてごめんね｣
｢え･･･｣
｢Aちゃんを、もう傷つけたくないから･･･｣
さっきまでと違う一気に落ちたトーンにビックリして
雅紀くんの、方を顔だけ振り向くと
目を閉じた雅紀くんの綺麗な顔があった。
まつ毛長いなぁ･･･綺麗な肌･･･なんて、無意識に思ってる間も雅紀くんの手は優しくお腹をさすってくれる。
｢俺が守るから･･･｣
その言葉が嬉しくて
手の動きが優しく心地よくって
赤ちゃんなんて産むもんじゃないって思ってたけど
雅紀くんのその言葉で、また時がきたら･･･って前向きな気持ちになれたんだ。
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にゃん(プロフ) - ともさん» こちらにもコメントありがとうございます^ ^クスノキのみならずこちらまで！(◎_◎;)お時間頂戴してしまいすみません！そして、ありがとうございます(;_;)プロポーズのシーンは大切に書いていったのでそういって頂けると凄く嬉しいです( ´ ▽ ` ) (2019年11月9日 14時) (
レス) id: 59e4149665 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ただいま…一気読み中です！雅紀くんのプロボーズに号泣してます(笑)続き…行ってきます(￣^￣)ゞ (2019年11月5日 10時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃん | 作成日時：2018年10月16日 1時
