382.事務所の決断･･･A ページ32
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あの飲み会の日から1ヶ月とちょっとが経って2月の二週目。
Aちゃんも、もう仕事にしっかり復帰して
昨日の電話でも、新しい取引先の人がすっごく美味しいクッキーくださったんです！って嬉しそうに話してくれた。
朝、送られてきてたラインにも
今度同じの買ってくるので食べましょうね！って
珍しく朝からハイテンションな文面に、こっちまで元気が出た。
そんな今日、俺はマネージャーから
報告があるので、少し早めに迎えに行きます。って言われていたから
一時間ぐらい早く着いた移動車の中でその内容を聞いた。
簡潔にいうと、結婚に関しての話がまとまったらしいって事。
朝一番で、挨拶に来いって言われて居たらしく
俺は連れられるがまま事務所に入って
気持ちも整わないまま、役員の前に立たされて
話の結果を、佐藤くんとチーフマネージャーと一緒に聞かされた。
「結論から言わせてもらうと、結婚はしてもいい。」
真面目そうなお偉いさんの口から出たのは
思わず息を飲む言葉で、ダメだって言われる可能性の方が大きいって
心の何処かで思っていた俺は、一瞬言葉に詰まりながらも
ありがとうございますって、頭を下げた。
「社長からの後押しもあったし、お前もそれなりの大人になったからな。だが、お前たちの仕事にとって、その選択が吉と出るか凶と出るかはお前たち次第だ。」
「はい。」
「これから、世間に公表に当たり準備やマスコミにうろつかれる事もあるだろけど、それは相手の方は承知してるんだな？お前の仕事をしっかり理解して、着いて行く決心がある人だな？」
「もちろんです。」
「なら、話はこれで終わりだ。最後にちゃんと社長にお礼と挨拶して･･･この後も仕事入っているんだろう？」
「はい、冠の収録と雑誌の撮影です」
「じゃあ、それに遅れない程度にな。婚姻届の提出日が決まったら、また佐藤伝いでもいい。こちらに報告するように。すぐに公表の準備に取り掛かるから。」
「わかりました」
そう言うと、お偉いさんは
大変な事も増えると思うが、まぁ頑張ってくれ。ってだけ言って部屋を出て行って。
三人だけになった部屋で、俺がため息をつくより先に
隣に座ってた佐藤くんが、ハァァーー。って安堵のため息を漏らした。
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にゃん(プロフ) - ともさん» こちらにもコメントありがとうございます^ ^クスノキのみならずこちらまで！(◎_◎;)お時間頂戴してしまいすみません！そして、ありがとうございます(;_;)プロポーズのシーンは大切に書いていったのでそういって頂けると凄く嬉しいです( ´ ▽ ` ) (2019年11月9日 14時) (
レス) id: 59e4149665 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ただいま…一気読み中です！雅紀くんのプロボーズに号泣してます(笑)続き…行ってきます(￣^￣)ゞ (2019年11月5日 10時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃん | 作成日時：2018年10月16日 1時
