367.パパはフルーツ･･･N ページ17
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大野さんの頬には、もうボロボロと涙が溢れてて
いい歳したおっさんが･･･って俺も潤くんも苦笑い。
「まぁ、お互い様だよな･･･」
「そうだな。梨緒ちゃんも子どもが居るわけだしそこは我慢しなきゃいけなかったし、リーダーはもう少し梨緒ちゃんに対して余裕を持たないとね」
「うん･･･」
「はぁ、、ほんっとあんたら夫婦ってさ･･･ちっちゃいことでよくケンカできるね」
「それも、防げるケンカをね(笑)」
大野さんは、どうしようって机に頭を突っ伏してて
「どうしようも何も、梨緒ちゃんの実家まで行けばいい話じゃない」
「そうだよね･･･でも･･･海璃にどんな顔で会いに行ったらいいか･･･俺が怒鳴った時、すげぇ怯えた顔してたんだよ･･･」
大野さんは、その目をまた向けられるのが怖いって
自分の方が怯えちゃって
「大丈夫だって･･･」
「梨緒のお義母さんは迎えにきてあげれば大丈夫よって言ってたんだけどさ」
「じゃあ行けばいいじゃん」
「うわぁ･･･海璃にもうパパいやっ！って言われたらどうしよう」
「パパイヤだと思えばいいだろ。フルーツだ。って。」
ふざけはじめた俺に、潤くんもハッて笑う。
「まぁ、それぐらいなら良かったわ。なんか解決できそうだし」
「だよな。俺もさっき聞いた時落ち込み過ぎだよって言ったんだけどな」
「落ち込むに決まってんじゃん」
大野さんは拗ねたように言ってて
「ごめんて、(笑)ほら、そろそろ二人帰ってくると思うから。あんまり落ち込んだ顔しないでよ？二人とも感受性豊かなんだから」
「絶対、話聞いてもリーダーの背中さすってそうだもんな」
二人でケラケラ笑いながら
元気出せ、明日迎えに行ってこい！って大野さんにビールを渡して
二人が帰るまで、大野さんの涙の酒盛りに付き合った。
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にゃん(プロフ) - ともさん» こちらにもコメントありがとうございます^ ^クスノキのみならずこちらまで！(◎_◎;)お時間頂戴してしまいすみません！そして、ありがとうございます(;_;)プロポーズのシーンは大切に書いていったのでそういって頂けると凄く嬉しいです( ´ ▽ ` ) (2019年11月9日 14時) (
レス) id: 59e4149665 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ただいま…一気読み中です！雅紀くんのプロボーズに号泣してます(笑)続き…行ってきます(￣^￣)ゞ (2019年11月5日 10時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃん | 作成日時：2018年10月16日 1時
