【ONEPIECE】二刀流を持つ女剣士9 (ページ17)

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愛しいぬくもり4 ページ17

A｢ふぅ…とりあえず焚き火おこしてよかった。これで少しは温かくなるはず｣

ゾロ｢ｸｼｭｯ！｣

A｢だ…大丈夫？｣

ゾロ｢さみぃ……お前寒くないのか？｣

A｢少し寒いかな…。

服脱いだ方がいいよ。風邪ひくよ｣

ゾロ｢そ、そうだな…。お前も脱げよ｣

A｢あたしは大丈夫よ｣

ゾロ｢よくねぇよ！早く脱げ！｣

A｢うわぁ！？ちょっと！強引に服を引っ張らないでよ！////｣

ゾロ｢わ…わりぃ…ｸｼｭｯ！｣

A｢脱いだ服、そこの岩に掛けて乾した方がいいよ。

ｸｼｭｯ！やば…あたしも徐々に寒くなってきた…｣

カーディガンを脱いで水を絞り、ゾロの服の隣に置いた

さすがに下着一枚は寒いと履き直し、ゾロに背中を向け膝を抱えて地面に腰を降ろした

A｢うぅ～……寒いっ…｣

両腕をさすりながら体を丸めた

ゾロ｢こっち来い。暖めてやる｣

A｢うん…｣

ゾロが入口正面の壁を背に座り、足の間にあたしを挟み後ろから腕を首に巻きつけるようにして、二人一緒に包み込んでいる。

肌が直接触れ、お互いの体温が伝わる。鼓動が早鐘を打つ。ものすごい速さで全身に血液が循環し、一気に体温が上がる。