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学園のみんなが…声かけてくれて嬉しかった…
蜜:｢みんな…ありがとう…この学園に来て…今まで楽しい事辛い事…色んな試練もあったけど…ここまで…学園のみんなと一緒に歩いてこられたこと…今はとてもウチの誇りです…
とても幸せな…一年半の学園生活でした…ウチの方こそ今までありがとう…っこの学園も…みんなも…ずっとずっと…大好き…っ｣
嬉しくて…涙が溢れて顔がぐしゃぐしゃになった
鳴:｢今日が蜜柑ちゃんの…アリス学園旅立ちの日…卒業証書も何もないけど…みんなより一足早い…今が蜜柑ちゃんの卒業式やね…
アリス学園卒業おめでとう…佐倉蜜柑ちゃん…君がいてくれて…僕らにどれだけの喜びが生まれたか…君がいないと…本当に…さみしくなる｣
蜜:｢ナル先生…っ｣
ナル先生を抱きしめた…
高:｢蜜柑…君が記憶を無くしても…私が君の叔父である事実は変わらない…この先一生会えなくても……いつまでも君を見守っている…大事な肉親として…｣
志貴:｢僕もいつまでも…君の後見人のつもりだ…蜜柑｣
高校長…志貴さん…っ
志貴:｢いつか…また会える日を祈って…さよならは言わないよ…｣
委:｢蜜柑ちゃん…ベアは？
探したけど見かけないから…もうお別れの時間なのに…｣
ベア…どこに……
心:｢みえる…このカバンを開けるのじゃ〜｣
ベアがウチのカバンの中に隠れてた…要先輩からの手紙を読んで…ベアをウチに差し上げると書いてあった…ベアはウチと一緒についていく事になった…
｢佐倉様…出発の時間です…｣
A…蛍…っもう少しで…記憶が消される…
音無:｢アリス学園卒業生…佐倉蜜柑さんに贈る…卒業の歌を歌います…｣
え…
音無:｢かつて我々が彼女達に贈られた歌を心をこめて…よかったらみなさん…一緒に歌って下さい…みんなの歌声が…彼女の未来を明るく照らし…励まし続けてくれますように…｣
音無さん…あの時のB組卒業生のみんな…
｢佐倉様…そろそろ時間です…参りましょう｣
｢♪〜〜♪｣
歌声を聴きながら…歩いていく…
棗:｢蜜柑…っ｣
ルカ:｢やだ…佐倉…っ｣
委:｢蜜柑ちゃん元気で…っ｣
ルカ:｢必ず会いに行くから…必ず…っ｣
棗:｢待ってろよ…蜜柑…っ｣
ウチは1人じゃない…信じてる…みんなと一緒にいる
蜜:｢みんな…またね…元気で｣
門を出て……記憶を消されて…そのまま眠ってしまった…
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作者名：わー | 作成日時：2016年2月20日 18時
