☆327 ページ33
蜜:｢蛍は…学園卒業したらウチに…会いに来てくれへんの？棗とルカぴょんは絶対会いに来てくれるゆうてたよ…？｣
蛍:｢あーー…ベッドで話してたら何か眠くなってきたわ……追いかけるのは…あんたの得意分野でしょ…
あたしは…性に合わないことも…できない約束もしない主義なの…そんなにあたしに会いたければ…せいぜいあんたが頑張らないとね…｣
変わらへんいつもの蛍やぁ…
蜜:｢そういえば蛍はウチとの思い出…1番印象深いのって何？
ウチはなー色々思い出ありすぎて選べへんねん！楽しい時も辛い時も全部ウチの隣には…必ず蛍がおってくれた……どんな時も……ウチと蛍は…一心同体やねん！！｣
蛍:｢…あんたが…来た時…私を追って……あんたがこの学園に来た時のこと…もう…二度と会えないと思っていたあんたが目の前に現れたあの時…ずっと忘れられない……あんなに嬉しかった事…今までなかったから………
……あの時見た…みっともない笑顔で…自分の運命を切り開いて進む…あんたなら……この先何があっても…きっと大丈夫…
たとえ…お互いどんな事にいても…きっと会える…これからの私に勇気をくれる………あの時の私達が…そう信じさせてくれる｣
ウチは涙を流しながら蛍に抱きついた…
フワ…
すると急に眠気がきて…そのまま眠ってしまった…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
蜜:｢ん…蛍…？｣
蛍が……おらん………
委:｢蜜柑ちゃん…どうしたの……？｣
蜜:｢いいんちょうー…蛍が…夜中にウチの部屋に…ウチに会いに来てん…｣
委:｢蛍ちゃんが…？｣
蜜:｢なのに朝起きたらいーひんくなってて…今必死に探してもどこにも…っ誰も蛍を見てないゆうし…でもあれは絶対夢とちゃうねん……っ｣
ルカ:｢棗…まさか…あの時…｣
棗:｢ああ…｣
蜜:｢蛍を一緒に探して…っウチが学園を出る前に…全部失う前に…もう1度…蛍に会いたい……っ｣
昨日…あれは確かに蛍やった…夢なんかやない…蛍は｢運命はウチとAを引き裂かない｣そうゆった…
蛍…A…ウチはもうすぐ…この学園を…出てしまうよ…2人に最後に…会えへんまま…すべてを失う前に…一目だけでも会いたかった…
神:｢君を見たくさん沢山の人達が授業をさぼって駆けつけてきたようだな…
これだけの生徒が一斉に授業放棄とは…まったく……困った生徒達だ……｣
門の前には…全生徒のみんながいる……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わー | 作成日時：2016年2月20日 18時
