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委:｢あの経験があったからこそ…アリスを失くした…今の蜜柑ちゃんの気持ちが…どれだけ…皆が当時力になりたいと思ってくれてたかが…今の自分の気持ちと重ねて…
すごく心に沁みて…蜜柑ちゃんがいたから…今の自分がいる…一生忘れられない思い出です…
ありがとう蜜柑ちゃん…｣
いいんちょう………っ
翼:｢あの時だったんだよな…皆でZを追って学園を抜け出して…森で野宿した後…Aの体が…深刻な状態だって知ったのは…
Aも…蜜柑も……棗もルカぴょんも……俺ずっと…妹や弟みたいに思ってた…
こんなことになるまで…何でAを助けてやれなかったんだろ…全然俺…あいつらのこと…守ってられなかった……俺…｣
すると殿先輩が…翼先輩の頭を撫でた…
殿:｢やったんじゃねーか？中坊で万能でも何でもないお前にしたら…精一杯……お前はいつだって…理屈関係なく…あいつらの一番の味方だったろ……それがどんなに力になったか…今この時を笑ってるあいつら見れば…十分それが…答えなんだと思うぜ…｣
次に野乃子ちゃんが…ドッチボールの思い出を語ってくれた…
鳴:｢そういえば蜜柑ちゃんは文化祭の時もそんなカンジで率先してたよね！特力系の出し物RPG！！｣
翼:｢あれで特力系が｢特別賞｣もらって！あれこそ俺らの一生の思い出だよなー！！｣
鳴:｢他にも文化祭が一番の思い出って人多そうだよねー｣
アンナ:｢あの…私も…文化祭で…技術系の私の参加してるカフェ…蜜柑ちゃんやAちゃんや棗君ルカ君が遊びに来てくれた時のことで…｣
蜜:｢わーーあんときの！！なつかしーー♡｣
アンナ:｢あのパイおいしそーっ言ってくれたの蜜柑ちゃんだけなんだよー♡♡
アンナその事すごく嬉しかったのー！でもね…本当はその事より印象的だったのは…Aちゃん…｣
｢あ…｣
アンナ:｢ご…ごめんなさい…蜜柑ちゃんの思い出なのに…私…｣
蜜:｢う…ううんっアンナちゃん…話して…Aの事で…みんながAの事心配で…全然Aの話触れることないから…
Aの話をしたら確かにみんな…不安がぶり返って頭の中Aへの心配でいっぱいになってしまうかもしれんけど…それでも…不自然にAの事避けるより…
Aの話をいっぱいして…ここに…Aも参加してるって気分味わいたい…ウチ…聞きたい…Aの話…｣
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作者名：わー | 作成日時：2016年2月20日 18時
