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蜜:｢今井先輩答えて…Aはどうなったん！？
ウチも…ウチも行く…っAっ…A…っ｣
蛍:｢待って兄さんっ｣
蜜:｢蛍…｣
蛍:｢蜜柑…大丈夫よ…
Aは…必ず助かるわ…信じて…きっと…あんたのもとに…戻ってくるから｣
蜜:｢蛍…？｣
蛍:｢諦めないで…何があっても…待ってて｣
蛍…！？
野田:｢今井さん…まさか…君は…｣
蛍が…のだっちのシャツを掴んだ…
昴:｢蛍お前…｣
蛍:｢お願い兄さん…お願いのだっち…可能性を………確かめたいの…っ最後の最後まで手を…尽くさせて…っ｣
殿:｢蛍ちゃん…！？｣
蛍:｢お父さんも…お母さんもあんな形て亡くして…Aまで…蜜柑にはこんな結末きっと耐えられない！
彼女がもうだめだとしても…今蜜柑に諦めを見せたくない…っ蜜柑のために…フリでもいいから…
うそでも…まだ残ってる希望に…すがらせて…お願い……っ｣
棗:｢今井…！？｣
ルカ:｢何言って…｣
蜜:｢蛍…！？Aを…どうすんの…！？｣
野田:｢(それはすなわち…佐倉さんにとって……)｣
神:｢野田先生…！？何を…｣
昴:｢先…っ｣
蛍…っ
翼:｢のだっち！？｣
野田:｢今井さん…これはあくまで…佐倉さんが学園を出るまでの間…Aさんの死を…受け入れる事で彼女の精神が崩れる事を防ぐため…
そのためのポーズとしてのタイムトリップ…それでいいですね…？
過去へ戻っても…我々は何も手を施せない…Aさんの運命に一切手を触れてはならない…
彼女は…もう…死んだのです…どんなに受け入れられなくても…これが彼女の運命…
それだけは分かって下さい…｣
志貴:｢野田くん…っ｣
蛍…！？
棗:｢Aっ｣
蛍:｢(信じて蜜柑…たとえどんな事をしても…彼女を…助けてみせる…
信じて待ってて)｣
ルカ:｢小田切！｣
蜜:｢蛍！｣
蛍:｢(きっと…会える…
2人の運命を…繋いでみせるから…)｣
A…っ
Aを連れた3人の…その後の消息は…この時を境に…一切途絶えた…
月:｢高校長…志貴さん…先生方……私はこの先…この姿の行く末を…ありのまま受け入れて生きていく運命をまっとうするつもりです…
この身だからこそ…彼の孤独や苦しみを…分かち合えるのは私だけ…この運命が約束通り彼を…1人にしないですむ…｣
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作者名：わー | 作成日時：2016年2月20日 18時
