☆315 ページ21
A…っ
ペ:｢蜜柑っ｣
ペルソナが…ウチを押してくれた…
蜜:｢ありがとうペルソナ！｣
生徒達と一緒にAのもとへテレポートで向かう
Aside
かろうじて初校長を守るその結界が氷と炎に負けるか…私が力尽きるか…後には引けない…必ず片をつけてみせる…っ
私の後の世代に…お前の毒牙のしみ一つ…もう何も残せない…っ
____力を尽きれば…このアリスが消える時は…きっと…私の命の灯も…消えてなくなってしまうのかもしれない…寿命を縮めるアリス…
蛍…棗…ルカ…みんな…蜜柑…出会えて…過ごした日々に…1つも後悔はなかった……みんなの幸せを…つなぎ止めたい…叶えることができれば…もう心残りはなくなると思ってた…
なくなるはずだった…蜜柑…あんたの…あの笑顔が…光に…生きる希望に…変わる瞬間まで…
目が……閉じてしまった…
蜜柑side
蜜:｢Aっ｣
テレポートしたら…倒れているA…氷と炎に囲い込まれている初校長…
蜜:｢A…！？
A…息を…してない…｣
Aの手を触った…まだ…あったかい…氷と炎は…まだ消えてない…消えてない…きっと…Aも…Aの命も…消えるハズない…
こんなことで…Aの命が…Aの命か消えハズがない…っ
Aが死ぬわけない…っ！！
蜜:｢A…っ…目を覚まして…戻ってきて………必ず…また会えるって…あんたゆうてたやん…ウチを連れ出すって……無理しーひんって…あんなに約束したのに…っ｣
___寿命を縮めるアリス…
蜜:｢うそつき…目をあけて…っ…そんなアリスもういいから…っ…これ以上力を使うくらいなら命を延ばして…かけらでもいいから…っ｣
冷たくなってく…どんどん…体が…いやや…
蜜:｢戻ってきて…ずっと一緒にいるって…約束したやん！アリスを止めて！！｣
神様…っ…お願い…どうかこの枷を…Aからはずして……人を護るために力を使う…アリスで人を傷つけることへの戒めのためなら…Aには…あまりにも辛すぎる…
それでもあかん言わはるなら…どうか…ウチの代わりにして下さい…どんな形でもいい…Aを…返して下さい…おねがい…っ
ウチはそのためなら…何でもする…何を引きかえにしても…
その時ウチは…アリスを使った…
棗:｢蜜柑っ…A…っ｣
氷と炎が消えた…
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作者名：わー | 作成日時：2016年2月20日 18時
