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ペ:｢…敵はもう…しばらく追ってこないな…｣
蜜:｢う…うん｣
ペ:｢今なら君1人でもA達のもとに行けるハズ…このままでは今の私は…君の足手まといだ…
私はここにとどまって体を回復させがてら…君への追手をくい止める…二手に分かれて敵を分散させるんだ｣
蜜:｢え…ペルソナ…っ｣
ウチ…こんな…少しの間で…ペルソナと別れることに…ショックをうけてる…
ペ:｢早く行くんだ…私ももう少しで…回復する…｣
こんな状態のペルソナを…放って一人で行くことも…
ペ:｢ここで敵をくい止めてる間に…一刻も早くAと再会を…｣
どこかでペルソナに頼る心が増えていって…一人で行くことが…いつの間にかこんなに心細くなってる…
ペ:｢Aを止めてくれ…｣
パンッ
ウチは自分の頬を叩く…
蜜:｢ ペルソナ…この争いが終わった後…またちゃんとウチら会える…？
ウチが今…胸によぎってる小さな不安が…当たったりしーひんって…ちゃんと約束できる…？
ウチも頑張ってくるから…さっきみたいなこの約束も…守ってくれる…？のばらちゃんにちゃんと…無事に姿を…一緒に見せに行くって…
ほんでのばらちゃんを…安心させてくれるって……ずっとその力をかかえ続けて…誰かのために…守るために力を発揮するペルソナは…誰よりも強くて優しいってこと…
ウチだけやなく…のばらちゃんやみんなに…この先も…見せていって欲しい……そんな姿を…きっと…天国のお父さん達も見てるから……｣
ペ:｢……………大丈夫……ありがとう…約束する…必ず…
生きて…諦めないことを…君のその想いがきっと一生…私の背中を押してくれる……先生や…のばら達の想いと共に……もう二度と…その事を忘れない…
私は大丈夫…早く行くんだ…Aが待っている…君を…｣
バタバタ…
生徒:｢あ…おいあれ…｣
生徒達がこっちへ来た…
生徒:｢佐倉蜜柑…っ…小田切Aのパートナーのっ｣
蜜:｢え…あの｣
生徒:｢小田切が今…大変なんだ…｣
蜜:｢え…｣
生徒:｢みんな建物から逃げる途中で…でもまだあの子一人で戦ってる…っ
あの子もう限界なのに…俺のせいで…俺…あの子に助けられて…だから…あの子に借りを返したい…何か役に立てる事があるなら…もしあんたが小田切のもとに行きたいなら…連れていく…俺のテレポートで…｣
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作者名：わー | 作成日時：2016年2月20日 18時
