☆312 ページ18
すると風紀隊と生徒達が襲いかかってくる…
ピカッ…
な…光…！？まさか…無効化の…！？
コン…コン…コロコロ…
｢今の光…一瞬で…生徒達の中に月様が植えつけた吸魂のアリスを…すべてとりだした…っ！？｣
ドクン…ドクン…ドクン…
前…のだっちから聞いた能力の形を思い出した……
ウチ…ウチもしかして…
風紀:｢お前ら何をしてる…早くあの2人を捕…｣
生徒:｢あの子ら…あんなにケガして…もしかして…操られてる…俺らを助けてくれたからじゃ…｣
すると生徒達は風紀隊を捕まえる…
生徒:｢おい…後は任せろ…
何で追われてるかは知らねーけど…風紀隊は俺らがなんとかしてやっから…ありがとな！｣
ペルソナ…よかったね…人を傷つけないと誓ったあんたの思いは…こんな形で…ちゃんと届いたんで……
風紀:｢月様！まだアリスが体内に残ってる者共がほとんどです…早く2人を捕らえるよう指示をっ
どうしたんですか月様｣
ウチは小泉さんの方を見る…
蜜:｢……小泉さんが…自分のアリスを好きになる日がくることを…祈ってる…
ウチも…お母さんらも…さっきのレオの…みんなからの言葉…ペルソナやウチら操られた皆以上に…小泉さんに向けられた言葉や思ってる…
もう小泉さんの…好きに行きはったらええ…ウチもそうする……でもみんなが…ウチら同様…小泉さんのことずっと…ちゃんと見守ってること…それだけは忘れんといて｣
そう言ってウチらは…先を進む…
Aside
私を刺した生徒が…ナイフを見て…震えてる…
A:｢はぁ…はぁ…｣
生徒:｢あ…オレ…これ…もしかしてオレが…！？｣
｢初校長…生徒達への月様の暗示は全員完全にとけてます…いくらコンタクトをとっても月様から反応はありません…
先程の放送で何か向こうの事態が急変したのか…もしくは月様の心変わりか…｣
A:｢あんた…逃げて…｣
生徒:｢え…｣
A:｢あんたら全員…今すぐここから逃げて……これは…あんたが刺した傷じゃない…
自分を守る自信のないやつは…ここにいればまた…きっとあんたのように利用される…だから…早く行って……こんな傷…大したことないから…｣
｢そうはいくか！｣
ピキィ…ゴォ…
｢わ！？｣
氷と炎で同時に生徒達を守って…初校長の囲い込む…
｢初校長！？わぁ！！｣
棗:｢(初校長の周りに炎と氷が…)｣
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作者名：わー | 作成日時：2016年2月20日 18時
