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試験終わって私と棗はペルソナを追いかけた。
棗:「おい、何のマネだペルソナ……っヘタな変装しやがって……」
A:「何であんたみたいな奴が教室に…っ」
ペルソナ:「校長命令だ」
A・棗:「「…っ!?」」
ペルソナ:「最近のお前達が以前のようにすさんだ目をしなくなった…その原因を確かめこい、と。
お前達が最近よくつるんでいる毛色の違った小猫についても知っておこうと思ってね」
!?
棗:「何の事だ……」
ペルソナ:「なかなか楽しかったよ。まさかお前達がしおらしく席に座って試験を受ける姿を拝める日が来ようとはな。試験なんて受けてもお前達には何のメリットにもならないだろうに。
お前達にはとうに帰る家も家族もなくなってしまったんだからな」
ふざけんな……
ペルソナ:「校長はこれ以上飼い猫達にお気に入りが増える事を好ましく思っていない。
それは校長の本意とは違う。せいぜい気をつけるんだな」
初校長の奴…まさか蜜柑を狙ってる…?そんな事はさせない!蜜柑は私が守る!!絶対に……
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作者名:わー | 作成日時:2015年12月27日 19時