☆130 ページ36
ペンギー:｢ぺー｣
ルカ:｢棗、ペンギーがこれみつけてきてくれたよ。水分のかわりになるかも｣
棗:｢…………｣
棗が嫌そうな目でペンギーを見てる
A:｢棗っ｣
棗:｢おいこいつまだ連れてく気か…明日も｣
蜜:｢またそーゆーことゆうー｣
蜜柑side
ウチとペンギーは水汲みに行った
蜜:｢気にすることないよペンギー。棗はウチにもあんなカンジだし、あいつ人いびんの趣味やねん｣
ペンギー:｢ぺー…(あの人キライ)｣
蜜:｢まあそう落ちこまんと。ペンギーの気持ち分かるよーー。ウチも今までいっぱい失敗してペンギーと同じおちこぼれ扱いやったもん。
でもいつもAに助けてくれてすごく嬉しいよ。棗はああいうけどウチはペンギー来てくれた時嬉しかったよ。
ペンギーは蛍がウチにくれたお守りやもん。おちこぼれ同士、一緒に頑張ろうな？｣
くいくい(ペンギーが蜜柑の袖口を引っ張る)
蜜:｢ん？わっ何コレ？ペンギーバッジ？｣
ペンギー:｢ぺーー｣
蜜:｢え？くれるの？｣
ウチはさっそくペンギーバッジを制服に着けた
蜜:｢にあうかね｣
ペンギー:｢ぺーー！｣
Aside
A:｢おーい蜜柑、何してんだ？｣
蜜:｢あA！｣
ペンギー:｢ぺーー！｣(逃げる)
蜜:｢あっペンギー！うーおいてかれたー｣
サア………
A:｢あ…蜜柑、湖に月が映ってる｣
蜜:｢ホンマやーーーっ｣
A:｢今日よく頑張ったね…ルカやペンギーを助けて…すごかったよ｣
蜜:｢Aもウチを庇ってくれて…すごい嬉しかった…
ホンマAやみんながおってくれたから…
ウチ…蛍のいーひんこんな真っ暗闇の中にいても怖がったり不安にならんと明日もあきらめず頑張ろうって力が湧いてくる気がする…
だから一緒に頑張ろうな！｣
蜜柑といると、心に羽が生えたみたいになる…
暗いもやをおしのけてあたたかい陽が射してひだまりになる…
A:｢そのネックレス、もっと大人になってアリスが強く安定したら作れるんだって｣
蜜:｢え？そうなん…｣
A:｢私がもしアリスストーンを作れるようになったらその時は蜜柑にあげる。
いつかもらって｣
蜜:｢…うん、じゃあ交換なっウチがつくった石もAにあげる｣
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作者名：わー | 作成日時：2015年12月27日 19時
