【学園アリス】親友を守るために戦う少女3 (ページ31)

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翼:｢はいはい分かりました。まずは腹ごしらえね｣

蜜:｢今変な動物の鳴き声したよ？｣

ルカ:｢佐倉気にしてないから｣

翼:｢確かに昨日の昼以降何も食ってなかったしな俺ら｣

A:｢腹へったー｣

蜜:｢ウチこういう時のための非常食もってきてた！！｣

翼:｢ほーーーー｣

蜜:｢えへへへー｣ジーごそごそ…ゴロン…

蜜:｢あり？｣

A・皆:｢！！｣

ペンギー:｢ぺー…ぺーー…｣

何でペンギーがおるんだ？しかも非常食全部食っちまってる…はらへったよ…

バコン…

棗がペンギーを殴った

棗:｢で、これのどこが非常食なんだ？｣

蜜:｢ペンギー！？何でついてきたん？｣

ペンギー:｢ぺーーぺぺぺぺー｣

蜜:｢うん…ふんふん…｣

ルカ:｢何言ってるかわかるの？｣

蜜:｢｢蛍が…蛍が『行け』って…｣

｢蛍のために役に立ちたくて仇とりたくてきた｣って…

何となくそんなカンジの事言ってる気がする｣

おい………;

棗:｢さっさとZ追うぞ。

そいつは置いてけよ｣

蜜:｢えっ何で！？｣

棗:｢そんな足手まとい連れて行けるか。遊びでここに来てんじゃねーんだぞ。

この先、何があるかわからない状況下役立たずが1匹増えればそれだけ危険も増える｣

A:｢いいじゃん別に。蜜柑がちゃんとペンギーの面倒見るからさ｣

蜜:｢そうや！ここに来る前だってペンギーの持ってた道具に助けてもらったりしたくせにっ｣

棗:｢だったら絶対足手まといにならないように責任持ってお前そいつの面倒みれんのかよ｣

蜜:｢みるよ！｣

翼:｢お前らー？｣

蜜・棗:｢(むむーーー…フンッ)｣

A:｢ったく、もうケンカはやめてよね｣

翼:｢この先、それなりに危険な目に遭う事多いと思うぜー。置いてった方がいーんじゃねーの？そいつ｣

A:｢蜜柑がちゃんと見るから大丈夫だよ｣

翼:｢それにしてもZの足跡かー。ルカぴょん何か分かんねぇ？｣

ルカ:｢動物達が言うには、俺達より前にこの辺に人が来た事は来たけど、下りじゃなく上に行った事以外はよく分からないって｣

翼:｢瞬間移動者がいたらしーしなー。とにかく登ってヒントをみつけてくしか手はねーか｣