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棗:「お前ら、俺達がここをうろついてる理由なんてとっくに察しついてんだろ。
通報するならさっさとしろよ。それで「穴」の事がバレてここをいろいろ調べられて困るのはもしかしてお前らも一緒じゃないのか」
櫻野:「…どこまで知ってる」
棗:「…さあな」
棗……
蜜:「ウチ…っ蛍を助けたいんです。あいつらから特効薬を…委員長のアリスを取り返して…だからあいつらが学園に入ってきた穴の場所から知りたいんです。
おねがいです、穴の場所知ってるならおしえて下さい!おねがいです」
櫻野先輩は蜜柑の頭に手を置いた
櫻野:「君は何か勘違いをしている」
櫻野先輩がアリス使ってる…
A・殿:「蜜柑!?/チビ…」
蜜:「うそっ…何か知ってるくせに……何でなん
何で穴を…Zの奴らをかばうの!?あんたらがZの仲間やから?蛍のお兄さんのくせに…
あんな苦しそうな蛍をずっと間近でみてたくせにっなのに何で…ウチはお兄さんが…
ホンマは蛍のこと心配してるんやってそう思いたかったから。蛍だって…なのにこんなん…」
櫻野:「その穴からZの人間が出入りした確証は何もない」
蜜:「それは…」
櫻野:「なるほど。君は無効化のアリスだったね」
蜜:「え…」
櫻野:「Z侵入事件に関しては…既に学園は解明と捕獲にむけて捜査を開始している。君達生徒個人が動いたところで何が変わるというわけではない…と言っても君達はきかないんだろうね。」
蜜:「え…」
櫻野:「いいだろう。確かに穴は存在する。その場所も僕らは知っている」
昴:「秀…」
櫻野:「だからと言って僕らは君達にヘタに動かされるのを好まない。
条件がある。君達の行動高等部の穴の一件、これらすべて学園に一切察知されない事。
殿内は今回の事件で本人も知っての通り、本部のプロジェクト要員として既に名前が挙がっている。
そして日向君と小田切さん君達も…。君達が3人いなくなれば当然そこから綻びが生じ君達の計画は本部に露呈する。」
棗:「…このじじーはともかく、俺は奴らに本部のプロジェクト参加を受けるなんて一言も言ってねえ」
ルカ:「棗…っ」
A:「あんたらの頭ん中で勝手に人を頭数に入れてんじゃないよ」
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作者名:わー | 作成日時:2015年12月27日 19時