【学園アリス】親友を守るために戦う少女2 (ページ44)

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☆92 ページ44

蜜:｢ところで先生、この劇って一体どんな内容なん？｣

鳴:｢まぁ見たまんま｢眠りの森の美女｣と｢白雪姫｣を足して2で割ったような話なんだけど。

ルカ君演じる｢白雪姫｣と正田さん演じる｢眠り姫｣が王子をめぐって繰り広げるスペクタクルラブロマンスってカンジかな～～～♡｣

蜜:｢パーマが眠り姫！？｣

皆:｢ええええーーーそれ配役間違ってませんかーー！？｣

スミレが眠り姫なんてなんか変……

棗:｢ルカ、大丈夫なのかよあれで｣

鳴:｢ああ、彼は大丈夫。何だかんだいって演技になれば変わられる子だからね♡｣

蜜:｢あ、心読み君それ何ー！？｣

心:｢これ？技術系の｢恨み屋本舗｣で買った『強力ひっつき玉』熱と衝撃を与えると爆発してその粘液がつくと約1時間はひっついて剥がれないの。いやな事する奴に投げつけたらおもしろいなーと思ってー｣

蜜:｢へぇーーー｣

ガタ……ガラガラガラ

男子:｢緞帳が落ちてくるっ。下の子危ない！｣

ぐいっ

緞帳の下にいるA組の子を引っ張った。

皆:｢わーーーーーーーっっ｣

ドカシャ…ンパンパンパンパン………

王子や狩人や女王の役やいろんな人がひっつき玉の餌食に………

私もA組の子と棗と一緒にひっつき玉にくっついた。

皆:｢ご…ごめんなさいっっ｣

男子:｢いや、別にあんたらを責めてるわけじゃないから…たまたまひっつき玉がこっちの事故と重なっちゃって不運だっただけで…

でもまぁまったく責任ないってわけでもないしいろいろ手伝ってもらうとは思うけどね？｣

皆:｢は…はい～～(泣)｣

鳴:｢仕方ない……代役を立てるしかないか…

こんな事もあろうかと思って一応用意しておいたんだよねー。あ、僕狩人やりますから副担先生女王やってくださいね｣

なぜ当たり前のようにお前が演る！？