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ス:｢棗君とAさんはそんなことしないわよ｣
蜜:｢…え｣
ス:｢工作員とか放火とか殺人とか…あんなの…でたらめに決まってるわ。
棗君とAさんはそんな事する人達じゃないわよ……っ｣
蜜:｢……でよう。とにかく…ここからでることを考えよう。｣
ス:｢な…どうやって｣
蜜:｢分からんけどっ今夜2時に密輸船くるゆうてたしそしたらAも棗もウチらももっとやばい事になるよ。
あと何時間か分からんけど…Aと棗をここまで追ってきたウチらなんやからきっとできる。死ぬ気で考えんねん、ここからの脱出方法。｣
Aside
体が痛い…寒い…きつい…
何かの気配がする…何かが…物を喰ってる…？
何だ…？犬…？敵？ 寄るな…
ス:｢ちゃんとやってよ、痛いってば｣
蜜:｢あ、パーマパーマっA目覚ましたよ｣
ス:｢棗君も目覚ましたよ｣
A:｢蜜柑、どうして？｣
棗:｢どこだ？ここ…｣
蜜:｢どうやらここって港の倉庫街っぽいの｣
ス:｢倉庫の出口は2つ。アリスで倉庫外の様子を探ろうとしたけどなぜだかアリスが全然働かなくて…多分レオの仲間にアリスを封じる｢結界師｣がいるんだと思うけど…｣
レオ…あいつか…
ス:｢アリスも使えないし結界のせいで学園がここを見つけられないとしたら密輸船が来るまで何とかしてらここを脱出するしか…｣
薬と体調のせいで絶不調…結構なヘマ踏んだわけだ……
棗:｢おいバカ｣
蜜:｢バカゆうなっ｣
棗:｢…お前、その耳につけてるパンダ何だよ｣
蜜:｢はぁ？これは蛍に貰った｢通信用イヤーマフラー｣
あ…｣
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作者名：わー | 作成日時：2015年12月24日 1時
