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蜜柑side
レオ:｢おい、ガキ目覚ましたか？｣
今の…レオの声…っねたふり…
部下:｢まだです｣
そうやあの時…ウチらもレオに誘拐されたんや
部下:｢あ…組織との連絡とったんですが…｣
レオ:｢なんて？｣
部下:｢本日の玲生さんの行動について思慮に欠けると他の幹部の方々、お怒りの様子で…｣
紫堂:｢だから言ったでしょ玲生さん。あくまで俺達は学園の内情を探るのは使命しか…｣
レオ:｢何が｢思慮に欠ける｣だよ。こんな千載一遇のチャンス、あいつらだって同じ立場にいたら絶対そうしてたくせに｣
何この会話…
レオ:｢…ボスは何て？｣
部下:｢連絡時にはご不在だったので…｣
レオ:｢なーんだ、つまんないの。｢日向棗｣と｢小田切A｣を手に入れたってきいたらあの人どんな顔するだろうって楽しみだったのに｣
部下:｢玲生さんの顔は世界的に売れてるんですから。そんな事で足がついてすべて台なしになる事を組織は危惧してると｣
レオ:｢あーはいはい｣
組織って…
レオ:｢大体あんな芸能活動、ボスの命令でなかったらいつやめたって構わないんだ。
密輸船は？｣
部下:｢今夜2時、それまで学園側にみつからないようにここで待機との命令です。｣
密輸船…っ
部下:｢｢日向棗｣と｢小田切A｣は組織送りとして、残りおまけ2人は売っぱらう前に何のアリスを持ってるか確かめる必要が…｣
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作者名：わー | 作成日時：2015年12月24日 1時
