139 ページ40
そう言うと、不死川さん以外の柱達は黙ってしまった
不死川｢分かりません御館様。人間なら生かしておいてもいいが、鬼は駄目です！これまで俺達がどれだけの思いで闘い、どれだけの者が犠牲となっていたのか…！
承知出来ない！！｣
不死川さんはそう言うと自分の腕を日輪刀で切って、木箱の中の鬼の方に血を流し、木箱ごと産屋敷の中に入り、何度も木箱を刺して強引に木箱を開けた
するとゆっくりと木箱から鬼である妹の禰豆子が出てきた
炭治郎｢禰豆子ぉ！！！｣
隊士が叫ぶと、伊黒さんが隊士の肺を押し付けて、動かさないようにしている
禰豆子｢…っ……っ……｣
A｢伊黒さん、さすがにそれはやり過ぎですよ｣
伊黒｢黙れ｣
胡蝶｢竈門くん、肺を圧迫された状態で呼吸が続くと血管が破裂してしまいますよ｣
宇髄｢血管が破裂！いいなぁ響き派手で！よしいけ！破裂しろ！！｣
A｢うるさいです筋肉ダルマ｣
宇髄｢んだと！？｣
悲鳴嶼｢可哀想に。なんと弱く哀れな子供…。南無阿弥陀仏…｣
いやだから、死んでないから。
心の中でツッコムと、隊士が自力で縄を解いて禰豆子の方へ駆け出すと、冨岡さんが伊黒さんの腕を掴み上げた
炭治郎｢禰豆子！！｣
…鬼の妹が不死川さんの血を見て必死に耐えている
大丈夫…あの子は人を喰わない……絶対にっ！
禰豆子｢……っ！！！｣
目を瞑りそっぽ向いた鬼の妹。それを見た私と隊士はホッとした
御館様｢ではこれで、禰豆子が人を襲わない事の証明が出来たね｣
伊黒｢何のつもりだ冨岡？｣
冨岡｢………｣
冨岡さんは信じていた。この兄妹の事を…。
御館様｢炭治郎。それでもまだ禰豆子の事を快く思わない者もいるのだろう。証明しなければいけない、これからも。
炭治郎と禰豆子が鬼殺隊として闘える事、役に立てる事｣
炭治郎｢…っ！｣
それを聞いた隊士は一歩下がって頭を下げた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わー(プロフ) - アリス@さん» すみませんっ気付きませんでしたっありがとうございます (6月13日 23時) (
レス) id: ef51ee1346 (このIDを非表示/違反報告)
アリス@ - オリ、フラたっていますよ。外してくださいね。 (6月13日 22時) (レス) id: fc801aa298 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おだよ | 作成日時：2023年5月20日 17時
