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滝に打たれながら念仏を唱えてる人がいる
あれは…
A「ひ、悲鳴嶼さん!?」
悲鳴嶼「…江戸川か。南無阿弥陀仏…」
いや死んでませんけど…
私達の方に気付いた悲鳴嶼さんは滝から離れて、こちらに近づいてきた
A「お、お久しぶりですっ。
もしかして、修行をしていたのですか?」
悲鳴嶼「そうだ。きみの隣にいるのは、煉獄の弟だな」
煉獄「こんにちはっ」
悲鳴嶼「きみ達は何故ここにいるのだ?」
A「少し寄り道しようとここに来たのです。
千寿郎くんあまりこういう所来る事がないらしく、連れていこうと誘いました」
悲鳴嶼「そうか。ゆっくりしていきなさい」
A「でも、私達がいたら修行の邪魔になるのでは…」
悲鳴嶼「気にしていない。せっかく来たのであろう?
私に構わず自然に触れ合いなさい」
A「ありがとうございますっ。
じゃあ千寿郎くん、ちょっと滝の方へ近づいてみる?」
千寿郎「はいっ。ちょっとこわいですけど…」
A「大丈夫だよ。すぐに慣れるから」
滝水に近づいてみると、千寿郎くんは少し手を出して滝水に打たれた
千寿郎「っ…結構痛いんですね…。それに凄く冷たい」
A「…昔は私も悲鳴嶼さんと同じ様に滝水に打たれる稽古をしていたよ」
千寿郎「えっ!?そうなのですか?!」
A「あれはしんどかった…。他にも大きい岩を自分で動かすのもあって大変だったなぁ…」
空を眺めながらそう呟くと、あの地獄の稽古を思い出した
千寿郎「Aさん?魂抜けかかってますよ?」
A「はは…あははは……」
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わー(プロフ) - アリス@さん» すみませんっ気付きませんでしたっありがとうございます (6月13日 23時) (レス) id: ef51ee1346 (このIDを非表示/違反報告)
アリス@ - オリ、フラたっていますよ。外してくださいね。 (6月13日 22時) (レス) id: fc801aa298 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おだよ | 作成日時:2023年5月20日 17時