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A「…っ」


部屋に戻ろうとするこの子はふらふらしながら歩きだし、

私はこの子の手を掴んで引き留める


A「私の事はいいよっ!

今は私より、きみの体の方が大切でしょ!行くよっ!」


そう言って無理やり背中に乗せさせようとしたら…

離れられた


千寿郎「嫌ですっ!

こんな状態の僕を運んで外に出たら、僕もAさんも殺されますっ!

何もかもが失ってしまいます…兄上も…しのぶさんも…皆さんが悲しむのは嫌なのです!

そんなの耐えられない…だから夜が明けるまで、蝶屋敷には行きませんっ…絶対っ…」


そう言った直後、この子の体が傾き…

私は倒れる前にこの子を抱き留めた


A「…っ」


…仕方ない…


蝶屋敷に行くのはやめて、

この子を横抱きして部屋へ向かった

そして部屋に着き、この子を布団に寝かせた


A「寒いかな…?」


毛布一枚じゃ足りない…もう一枚何か無いのかな?

部屋の棚を開けると、毛布らしき厚い布が何枚もあった

それを取って、他の棚を開けたら千寿郎くんのいつもの着物が入ってあった


A「着物…これしかないのか…」


花火祭りや逢い引きした時も、同じばかりだった…

千寿郎くん…たまにはお洒落な格好してほしい…

でもこの子、自分の事は後回しなんだろうな…

煉獄さんにたくさん甘えてもいいのに…


そんな事考えてる場合じゃない…

他にも手ぬぐいや薬らしき物を家中捜すと、

煉獄さんが帰ってきた

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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄千寿郎 , 煉獄杏寿郎   
作品ジャンル:アニメ
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高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月13日 20時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おだよ | 作成日時:2023年4月11日 23時

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