【鬼滅の刃】恋した相手は、炎柱の弟2

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一週間後


あれから千寿郎くんと会ってない。

でも、これでいいんだ

最近は家に引きこもってるか、蝶屋敷でアオイちゃんやすみちゃん達とお喋りするばかり

A｢…はぁ…｣


会いたい…

本当は会いたいけど…我慢だ…

そう思った瞬間、家の扉を叩く音が聞こえた


千寿郎｢ごめんくださいっ。Aさんいらっしゃいますか？｣


げっ…

なんで来るんだよっ！

居留守だ…居留守にしようっ…

部屋の奥に閉じこもると、白翔が私の前に降りてきた


白翔｢会ワナクテイイノカ？｣


A｢うん。このままあの子に気付かれないようにする｣


白翔｢…千寿郎ガ寂シガルト思ウゾ｣


A｢それでもいいんだよ。早く私の事忘れてしまった方がいい｣


白翔｢………｣


千寿郎side


千寿郎｢………｣


…全然出てくれない…


……留守かな……


…蝶屋敷に行ってみよう…


…逢い引きした日から会ってない…


でもAさんも柱で、任務が多いから仕方ないと思う…


ー蝶屋敷ー


千寿郎｢ごめんくださいっ｣


きよ｢あっ、千寿郎さん。こんにちはっ｣


千寿郎｢Aさんは来てますか？｣


きよ｢いえ、今日は来てないですよ｣


千寿郎｢"今日は"って事は、ここ最近来てるのですか？｣


きよ｢はいっ。怪我したとかでもなく、普通に私達と一緒にお喋りに来ただけでしたけど…｣


…じゃあ何で？


…あまり僕と会いすぎるのも悪いと思ってるのかな…


きよ｢A様の屋敷に行ってみたらどうですか？｣


千寿郎｢さっき行きましたけど全然返事がなく留守かなと思い、こちらに来ました｣

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