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甘露寺「今すぐじゃなくてもいいから、ゆっくり考えてみるのもいいんじゃないかしら?」
千寿郎「は、はぁ…」
甘露寺「自分に自信を持って!頑張ってね、千寿郎くんっ」
千寿郎「あ、ありがとう…ございます…」
…どう頑張ればいいのか分からない…。
千寿郎「あの、具体的に何すればいいのですか?」
甘露寺「そうねぇ…。Aちゃんが意識戻ったら、お礼として何かしてほしい事を聞けばいいんじゃないかな?」
千寿郎「何かを…。分かりました。聞いてみようと思います」
甘露寺「うんうん!その意気よ!!」
***
甘露寺「そろそろ帰りましょ。私が送るわ!」
千寿郎「そうですね、すみません…」
夕方になり、今日もAさんは意識が戻らなかった
蜜璃さんに生家まで送ってくれた。
…Aさん、このまま意識が戻らない事はないですよね…?
……好きです………
………貴方が………好きです……
・
・
・
ー三週間後ー
千寿郎「はぁっ!!」
バシッ!バシッ!
煉獄「千寿郎。そこまでにしなさい!」
千寿郎「っ!…やあ!…えいっ!」
バシッ!バシッ!
木刀で目の前にある打ち台を何度も打つ。兄上の声が聞こえないくらい…
煉獄「千寿郎!!!」
千寿郎「っ!?」
…ようやく兄上の声がちゃんと聞こえた時は、息が乱れていた。
千寿郎「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
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廣岡唯 - あ (4月14日 17時) (レス) @page3 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月13日 20時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おだよ | 作成日時:2023年3月9日 1時