43 ページ44
柱の私が、こんな事でやられるなんて…
情けない…穴があったら入りたいな…
A「千寿郎く…ごめんね…」
千寿郎「Aさん?」
「それじゃぁ…いただきまぁすっ!」
千寿郎くんを庇うように抱きしめた。
死ぬのは私だけで十分だ
喰われると思い、目をぎゅっと瞑った時だった
煉獄「炎ノ呼吸 壱ノ型 不知火!!!」
ザシュッ!!!
炎と、聞き慣れたあの声…
うすら目を開けると、日輪刀を構えた煉獄さんが鬼を斬ってくれた
煉獄「江戸川!千寿郎!無事か!?」
A「煉獄さ…っ」
千寿郎「兄上っ…」
助けてくれた煉獄さんが、私たちの元へ駆けつけてくれた
千寿郎くんを離すと、この子は泣きながら煉獄さんに抱きついた
煉獄「怪我はないか?千寿郎!」
千寿郎「はいっ!Aさんが守ってくれました!
でも、Aさんっ…怪我をしてて…」
煉獄「よもや…大丈夫なのか!?江戸川!」
A「大丈夫で、すよ。煉獄さ…ありが…」
ドサッ!!!
煉獄「江戸川!!」
千寿郎「Aさん!!」
限界だった私は、毒のせいで意識を失い、倒れてしまった
***
千寿郎side
千寿郎「Aさん!Aさん!」
呼んでもAさんは全然動かない。どうしよう…っ
煉獄「千寿郎!俺の背中に乗れ!江戸川と一緒に蝶屋敷へ運ぶ!」
兄上はAさんを抱え、僕は兄上の背中に乗る
煉獄「いくぞっ!!!」
64人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
廣岡唯 - あ (4月14日 17時) (レス) @page3 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月13日 20時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おだよ | 作成日時:2023年3月9日 1時