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千寿郎「綺麗な髪紐ですね!それどうしたのですか?
…もしかして、兄上に?」
A「…ちがうよ。昨日君の髪紐切れちゃったから新しいのを買ったの。
はい、あげるわ」
千寿郎「僕の為に…?」
この子に髪紐を差し出すと、ゆっくり受け取ってくれた
千寿郎「ありがとうございますっ!」
よかった。喜んでくれた。両手で嬉しそうに髪紐を持ってる姿が可愛い
千寿郎「炎みたいな色ですね」
A「うん。千寿郎くんにぴったりの色があったからね。これだと思って一目惚れしちゃった」
千寿郎「ひ、一目惚れ…ですか////」
ちょっとからかいすぎたかな…。顔が赤くなってる
千寿郎「あ、昨日台所にこれが落ちてましたけど、Aさんのものですか?」
千寿郎くんが懐から出したのは、大和の首飾りだ
A「あっ!そうだよっ!よかった。失くしたのかと思ったよ。
ありがとう千寿郎くんっ」
千寿郎「いえっ。見つかってよかったですね」
A「この首飾り、大和のものなの」
千寿郎「大和くんの、ですか?」
A「うん。これを御守りとしていつも持ち歩いてるの。なんか、見守ってくれる感じがして」
千寿郎「そうなんですね。その首飾り、赤い石が綺麗ですね。まるで兄上と父上みたいな瞳の色です」
A「…千寿郎くんも同じ瞳の色だね。この石」
千寿郎「ぼ、僕もですか?////」
A「うん。だって煉獄家の皆は同じ瞳の色してるよ。強くて熱い、かっこいい色だよ」
千寿郎「…わわっ…あまりそういうの言わないでくださいっ///お恥ずかしいですっ…///」
また顔が赤くなってる。ついからかいたくなるな
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廣岡唯 - あ (4月14日 17時) (レス) @page3 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月13日 20時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おだよ | 作成日時:2023年3月9日 1時