episode 18 �� ページ17
レッドフォース号に戻ってから一週間経った。
あれから俺のための宴が数日続いたのだが、皆からのお祝いムードもピークを過ぎやっと落ち着いた。
敵船に襲われることもなく、平穏な時間が流れる今日この頃。
自分がやる仕事のノルマも筋トレもやり終え、暇をもて余している。こんな時は同じようにのんびり過ごしているクルーのところに行き、武勇伝や冒険の話を聞くのが日課だったりする。何度も聞いたことがある話だったとしても、飽きることなんてなかった。生き生きと話をする様は、まるで自分も体感しているような錯覚に陥る程で、毎回ドキドキとわくわくが止まらないのだ。そんな俺を相手に話しをするのも皆気分が良いらしく、断ることなく必ず付き合ってくれる｡今日は誰の話を聞こうかな〜っと。
船内を目的もなくてくてく歩き、何の気なしに食堂を覗いてみる。するとシャンクス、ベン、ルウ、ヤソップがいた。
この面子が船長室で話しているのであれば、真面目な話や緊急を要する重要な話をしてたりする。でも、ここは他のクルーも自由に過ごす食堂。それにもう３時のおやつ時で、賑やかになりつつあるこの時間。俺が横槍を入れたとしても大丈夫な筈。話しかけようと4人に近づいた。
「おッ、Aか。うろうろしてるってことは、また誰か語ってくれる奴探してんだろ？」
ヤソップが銃の手入れをしながら俺に気づく。
「当ったりぃ。まだ今日のターゲットは決まってないんだけどね。んで、みんなで何話してんの？」
「物資調達のために島に行くかって話だ」
ルウが骨付き肉を頬張りながら答えてくれた。相変わらず見事な食べっぷりで、テーブルにある皿の上には綺麗に食べきっている骨の山がある。見てるこっちまでお腹いっぱいになりそうだ。
ちなみに常に食べるのは鶏肉と決まっていて、本人曰くダイエットの為、、、らしい。
「Aを迎えに行った時は島に上陸しなかったし、連日続いた宴でかなりの酒が消費されちまったしなァ」
ベンが煙草を燻らせながら、シャンクスの方を見る。
「なんだよ、その目は！ウチのAが主役の宴だぞ。そりゃ〜あれぐらい飲まざるを得ないだろ！あれは適量だったな。だっはっはっはっ」
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t(プロフ) - とても面白かったです！！続き待っています！ (2021年5月1日 18時) (
レス) id: 738730b1ba (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 名無し87778号さん» コメントありがとうございます!更新は頗る遅いですが、続きを書く気満々なので待っていてください。 (2020年10月29日 22時) (レス) id: 08f2f54cf6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し87778号(プロフ) - 続きを楽しみにしています！ (2020年9月6日 12時) (レス) id: fa16a757ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2020年5月16日 20時
