episode 12 �� ページ1
「ん〜っ、」
なんかふかふかしてて、暖かい。
この匂いもゆらゆら揺れてる感じも心地好くて懐かしい気が、、、
ん！?
「ここどこっ！！?」ガバッ
起きてみると見覚えのある部屋だった。
そして、手に触れているのは清潔感のある真っ白いシーツ。どうやらベッドで寝ていたらしい。
「ここって、、、俺、帰ってきたのか」
そうだ。あのあと俺は崖から海に向かって思いきって飛び降りた。
でも、そのあとの記憶がない。
ガチャっ
「起きたのかA」
「ベン！」
部屋に入ってきたのは加えタバコがトレンドマークの男。ここ、"レッドフォース号"の副船長ベン・ベックマン。手には１食分とは思えない程の食べ物を持っている。
、、、なんでだろ?いや、それよりも！
「俺、どのくらい、、、てかいつから寝てた?」
「ん?飛んで降ってきた後、そのまま気絶してたぞ。よっぽど気が参っちまってたみたいだな。それから丸１日経ってる」
「、、、マジかよ」
俺どんだけヘタレだよ。
「崖から飛び降りろ」っていう無茶振りにも問題はあると思うけども。、、、ってそんなことも言ってられないか。これからはああいうピンチが数えきれない程ある筈だ。また海賊船に乗ることになったんだ。しかも、そんじょそこらの海賊船じゃない。四皇で名を馳せるキャプテンをもつ、"赤髪海賊団"の船にーーー。
「そういえば、俺が飛び降りてからどうやって船に？」
丸１日寝て体が鈍って軋んでいるくらいで、どこも怪我をしていないし痛くもない。海に叩きつけられたわけじゃなさそうだ。
「あの時お前の位置は分かってるって話しただろ?飛び降りてくる位置に船を停めてたんだ。んで、降ってきたお前をお頭が受け止めた。一年前よりは筋力ついたようだが、まだまだだな。もっと食え」ドンッ！
ベッドサイドのテーブルに抱えていた食べ物が置かれる。それでそのバカみたいな量だったのか。腹は空いてるけど、その半分も食べられないと思う。
「、、、あれ?受け止めてやるって言ってたから、俺はてっきりベンが受け止めてくれるんだと思ってたけど」
「ああ、俺もそのつもりだったんだがなーーー、」
ダダダダダダっ！バン！！
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t(プロフ) - とても面白かったです！！続き待っています！ (2021年5月1日 18時) (
レス) id: 738730b1ba (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 名無し87778号さん» コメントありがとうございます!更新は頗る遅いですが、続きを書く気満々なので待っていてください。 (2020年10月29日 22時) (レス) id: 08f2f54cf6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し87778号(プロフ) - 続きを楽しみにしています！ (2020年9月6日 12時) (レス) id: fa16a757ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2020年5月16日 20時
