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漆、 ページ8

しばらくたって、蝶屋敷に顔を出した。


「Aさんっ!」

「なほちゃん、久しぶりだなぁ。これ、土産だ。みんなで食べてくれ」

「ありがとうございます!」


竈門達が療養している部屋に行くと、騒がしかった。


「お前等、随分と元気じゃねぇか。もっと弱ってると思ったのによ」

「霧島さん!ご無沙汰しています」

「あ!まつ毛野郎」

「なんだそりゃ、まつ毛野郎って(笑)。嘴平も元気そうでよかった。
我妻もだいぶ手足治ってきたな」

「痛みと痺れが酷いですけどね…」

「おら、見舞いの品に甘味持ってきたぞ。3人で食べろ」


竈門の膝に風呂敷包みを乗せた。


「わぁ!ありがとうございます!!」

「仲良く食べてさっさと治せよ。じゃ、私は寄るところあるから、またな」


そう言って蝶屋敷を後にした。














「げ、師範…」

「「げ」とは何だよ、弟子」


蝶屋敷の前に出ると門のところに師範…不死川実弥が立っていた。


「お前はよぉ、屋敷に顔見せねぇし、手紙もよこさねぇし」

「痛い、痛い…。柱合会議の時に顔見たから良いじゃんかよ…」


師範は頭を強く撫で回しながらブツブツと文句を言った。


「まだ怒ってんの?私が風の呼吸できなかったこと」

「別に怒ってねーよ!霞の呼吸なら時透のとこ行きゃあ良いだろって話だ」

「やっぱ怒ってんじゃん。あーあ、美味しいおはぎの店見っけたけど甘露寺さんと
行こうかなー。師範が冷たいって宇随さんに言おうかなー」

「……行くぞ」

「え?行くんですかぁ?」

「うるせぇ、黙らねぇと再起不能にするぞ」

ある日の記憶。→←陸、



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作者名:カロリーメイト | 作成日時:2024年1月6日 7時

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