参、 ページ4
糸を切っても切っても埒が明かねぇ…。
「村田、さっき一瞬居た鬼の餓鬼さ…」
「糸の上に居たのですか?」
「アイツもしかしたら…”十二鬼月”かもな(笑)」
村田は無言で震えていた。
…だから私が派遣されたのか。
「そろそろ、柱が来るんじゃねぇかな」
「…………」
「馬鹿!後ろも見ろ!!」
「うわっ!?」
はぁー…!
人間諸共斬ったほうが早いんだけどな。
「生きてる人混じってるよな」
「…霧島さん、まさか…………」
「するわけねぇだろ!確認だボゲ!!」
そんなことを言っていると急に操り隊士達が地面に倒れた。
「竈門達が倒したんだろうな。よし、行くぞ」
「…はい」
「ビビってんのか?しょんべん漏らし野郎だな」
「漏らしてませんけど!!」
「ハハ(笑)…そんだけ騒げるんならまだ大丈夫だな」
ドォンッ!!!!!!!!
「何だ!?…誰か死んだか?」
「縁起でもない事言わないでください!!」
「多分、竈門達の方だ。…村田は生きてる隊士を探して山を下りろ。
私は音がした方へ行きつつ十二鬼月を探す。いいな?これは命令だ」
「…御意。霧島さん、あの世で再会とか嫌ですからね」
「安心しろ(笑)…じゃあ、後でな」
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作者名:カロリーメイト | 作成日時:2024年1月6日 7時