ぬらりひょん ページ34
・
急にどうしたのだろうか？
そう思っていると、
長髪の妖怪はコツコツと歩きながら
こちらの方へと向かってきていた。
彼が妖怪達の近くまで行くと、
妖怪達は一歩二歩と下がってやがて道ができていた。
道を開けた妖怪達は
彼をじっと見つめ、
何処へ行くのかと気になっていた。
思わず、夜行もAも右の方へと避けて道を作る。
「夜行さん、あの有名なお方のお名前って知ってますか？」
「ええ…彼はぬらりひょん。元妖魔界のナンバー2とも言える存在」
「そして、妖怪の中でも強いお方です」
彼は少し俯きながらそう答えた。
そう言っている間に、気がつくと
ぬらりひょんはAの前でピタリと止まっていた。
そうして、
くるりとAの方を向いたのだ。
互いに沈黙が続いた。
背が高く、強い目つきで高圧的に見られているため
Aは心臓がドキリとした。
ぬらりひょんとAが何か関係あるのかと
妖怪達もAを見つめていた。
その様な緊張した空気が走る中、
しばらくして
ぬらりひょんはAの左腕を見つめ少し動揺した後、
「…新たなエルダの所持者よ、エンマ様がお呼びだ。」
「ついて来い。」
と言い、
ぬらりひょんは夜行の方をチラリと見て
「それから、エルダの所持者について来たお前もだ」
と告げ、元の道へ戻って行った。
Aと夜行は顔を見合わせ、
頷いた後ぬらりひょんの後へ続くのであった。
終わり
ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←すきやき
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
妖怪ウォッチ好き - わあああ！！！最近追いつきましたがめちゃくちゃ好きですううぅぅ！！あなた様が書くこの小説がものすごく大好きです！続き待ってます！！急にコメントしてしまってすいません。頑張ってください！ (7月20日 8時) (
レス) @page34 id: 6fe1a723ab (このIDを非表示/違反報告)
かぶぅ(プロフ) - 三ヶ月も更新無しで大変申し訳ありません！今週中更新予定です！ (6月19日 8時) (レス) id: 9ee3387793 (このIDを非表示/違反報告)
かぶぅ(プロフ) - リクエスト受付終了します！ (2023年2月24日 19時) (レス) id: 9ee3387793 (このIDを非表示/違反報告)
かぶぅ(プロフ) - ちょこましゅまろ。さん» 初めまして！コメントありがとうございます！面白いと言っていただけてとても嬉しいです！他の方のリクエストが無ければコマさんとコマじろうを出しますね！コメントありがとうございます！ (2023年2月14日 21時) (レス) id: 9ee3387793 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこましゅまろ。(プロフ) - 初めまして。とても面白かったです！俯きがちな主人公と夜行さんとのやり取りが楽しみです。良ければコマさん・コマじろうが見られると嬉しいです。更新を楽しみにお待ちしています。 (2023年2月14日 17時) (レス) @page21 id: 14ad5067ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：がぶぅ | 作成日時：2022年11月22日 0時
