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私をおぶった流星が素早く歩く。




『ねぇ、どこ行くん』


私が問うと流星が呆れたように笑った。



流星『はぁ、俺の家に決まってるやろ?』


『え、流星の家…汚そう……』


流星『リビングぐらいわ綺麗や!』


ふーん、なんか怪しい。


流星『なにごちゃごちゃ言ってるん?ほら、もう着いたで。』



着いたのは、外観はとても綺麗なアパート。



『へぇ、流星の家か綺麗だね。』


流星『やろ?……っていうか、早く入ってや。話したいこといっぱいあるねん』



『話したいこと?』



流星『まぁええから、ほら、座ってや。』


流星に即され座布団に座る。


流星『まず、Aは?…俺に聞きたいことある?』


『いや、別に…』


流星『じゃあ、なんで今日泣いたん?』


『いや、あれは…』


…言わないつもりだったけれど流星にじっと見つめられるとなんだか言わないわけには行きそうにない。



『……流星はさ、私いなかったらもっと遊べたんやないの?なんか、前。しげが言ってたんだよね。「流星は何よりも桐山のことを優先するから」って、ほら、私が小さい頃から一緒だったから変な使命感…?とか感じちゃってるんじゃないかなって…』



……私がそう言うと流星はしばらく黙りこくった。



流星『……種明かしするか。…ってか、もう重岡の時点で気づけやこのアホ。』

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ぷよ(プロフ) - 那智さん» このご時世女一人暮らし…って言うか地元のコンビニへ200m歩くのでさえ確かではありませんよねぇ、どうにかして欲しいものです。私も迎えに来てくれない寂しさから……ついに文字に起こしてしまいました…あぁ情けない。那智さんに良い冬が訪れることを願っています! (2018年11月4日 23時) (レス) id: 5c45b16a7c (このIDを非表示/違反報告)
那智(プロフ) - はじめましてっ!めちゃくちゃ面白かったです☆後、あとがきの強くて弱い女の子いいですよねっ!!!一応女のつもりでいる私も守ってあげたくなります☆夜道危ないからと誰か来てくれないですかね?誰も来やしない(笑)お話の中だけ暖かくなりました!!冬乗り越えられそう! (2018年11月1日 23時) (レス) id: 88bfb48515 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよ(プロフ) - JWさん» すみません!私のコピペミスです!教えてくださってありがとうございました! (2018年10月21日 22時) (レス) id: 5c45b16a7c (このIDを非表示/違反報告)
JW - あの名前変換出来てない部分があるのですがて.... (2018年10月21日 20時) (レス) id: e46c4c9c5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷよ | 作成日時:2018年10月21日 15時

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