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Aの母はアルコール依存症だ。
酔って暴れてしまえば個性を使って止めなくてはならない。
戸籍上は母だけど、暴れた姿を初めて見た時から母と認識できなくなっていた。
「ﾊｧ…ﾊｧ…ﾊｧ…」
息を切らしたAか到着したのはスーパーマーケット。
未成年のAがお酒を買うわけにはいかない。酔った母には炭酸入りのジュースでも飲ませておこう。
そう考えた。
『ありがとうございましたー』
店内に響く声が聞こえたと同時に、周りの音を聞かないように。と、イヤホンをした。
そしてゆっくりと帰路へとついて行った。
・・・・・・・・・・
「ただいま…って寝てるし」
Aの視線の先にはスースーと寝息を立てる母親がいた。
〈私もなんか適当に食べて寝ようかな〉
チラリと目線をやった先には午後8時半を指した時計の針と黒に染まった空。
買い物行ってたしこんなもんか。と言いたげなAは再び目を伏せた。
母親がまともに食事を作らないため料理の手際はよく、食事を終え、お風呂を済ませた時には午後10時だった。
〈明日もまた笑顔を作らなきゃ〉
そう思ってからはまぶたは重くすぐに眠ることができた。
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コメントとか嬉しいです。もらったことないからわかんないけどね。
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八重乃 真鈴(プロフ) - 初コメ失礼します！結構このストーリー好きです！更新停止中っていうのがちょっと残念ですが、焦らずまた投稿してください！応援してます！ (2020年5月14日 22時) (
レス) id: 9f5e33e110 (このIDを非表示/違反報告)
刹鬼(プロフ) - 初コメ失礼致します。自分好みでとても面白く、読んでいて続きが気になります。頑張って下さい！因みに自分はバットエンドの方が興味あります、長々とすみませんでした。 (2019年11月2日 18時) (携帯から) (レス) id: 363b2bec95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぎ | 作成日時：2019年10月31日 21時
