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お皿が割れた音を聞いた治崎がキッチンに様子を見に来た。
治『おい、今の音はな…って血が出てるじゃないか』
「あ…治崎さん…す、すみません。今片付けるので！」
治『そうじゃなくてな、お前、足から血が出ているぞ。なにかあったのか？』
「なにも、、ないですよ！えへへへ」
少しぎこちなく笑ったA。
その行動を治崎は見逃さなかった。
治『無理して笑う必要はないんじゃないか？話したいなら話せばいいし、泣きたいなら泣けばいい。何かあったんだろ？言ってみろ』
Aの目線に合うように腰をかがめた治崎。
綺麗な目に見つめられ、Aは落ち着いたのかゆっくり話し出した。
「実は…父が…父が殉職したってニュースを聞いて…少し取り乱してしまったんです…」
治『父親…プロヒーローだったか？』
「はい…小さい頃は両親の仲が良かったのでお休みの日にっ、遊びに行ったり、して、たん、ですけど…」
昔のことを思い出し少し辛くなったAは声を押し殺すように泣き始めた。
「わたし、父がヒーローとして活躍する姿が大好きで…昔はヒーローに憧れてました。
でももう父はいない…そんな今はヒーローが憎い。
そして、敵連合が憎いです」
泣きながら語るAだったが、その瞳には悲しさと憎しみに燃える感情が読み取れた。
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10と11書いたつもりだったんですけどバイト中だったので更新できてなかった説強い。
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八重乃 真鈴(プロフ) - 初コメ失礼します！結構このストーリー好きです！更新停止中っていうのがちょっと残念ですが、焦らずまた投稿してください！応援してます！ (2020年5月14日 22時) (
レス) id: 9f5e33e110 (このIDを非表示/違反報告)
刹鬼(プロフ) - 初コメ失礼致します。自分好みでとても面白く、読んでいて続きが気になります。頑張って下さい！因みに自分はバットエンドの方が興味あります、長々とすみませんでした。 (2019年11月2日 18時) (携帯から) (レス) id: 363b2bec95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぎ | 作成日時：2019年10月31日 21時
