冬物語 6

君のまま☆隆二*岩田 ページ37

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今月何回目だっけ
接待の数






俺と臣
そして岩田





必ず3人セットだった







先週も接待で遅くなって
Aに疑われた
今日も接待だなんて言ったら
また疑われるんだろうな








とりあえずラインで
遅くなるとだけ伝えた









隆二「・・・ごめん、マジ接待だから」汗






とはいえ
接待場所がキャバクラなだけに
心は痛む






送ったラインが
既読になる前に
画面を消した









臣「どうかした？」






隆二が携帯を見ながら
溜息をついていた









隆二「ん？いや・・」








臣「・・・妹か」







隆二「まぁ」苦笑







臣「過保護過ぎなんだよ・・」笑






隆二「放っとけよ」笑






昼休み
臣と笑っていたら
岩田がやってきた









岩田「隆二さん」








隆二「ん？どうした？」






岩田「またキャバクラっすか」








隆二「何で？お前好きじゃん」






岩田「別に好きじゃないっす」







隆二「あんなモテんのに？」








岩田「彼女らは仕事だから」







隆二「お前も仕事だろ」









岩田「・・・あぁ、そっか・・」






流石隆二さん
たまに仕事なのか
遊んでんのか
わかんなくなるときがあった






隆二さんのいう通り
仕事だよな
お得意先の接待だもんな








納得した俺は
不信感が無くなった






そんなある日
隆二さんの妹から
呼び出された









隆二さんが出張で居ないからと
家に上げられた








「ごめんね、タカノリくん」







岩田「いいけど・・隆二さん怒んない？俺なんか入れちゃってさ」







「大丈夫、悪いことしてないもん」








岩田「俺も同じ」キッパリ








それからAは
隆二さんへの不満を
少しづつ話し出した









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