冬物語 5

止める ページ1

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後日
先輩への誤解が解けた









先輩「ちょっと残念だな、土田さんと似合ってたのに」笑








「・・・すみません・・」汗







あれから私も
土田さんを意識しちゃって
真面に話せてない





きっと土田さん
私のこと変だと思ってる







今朝も







翔吾「先生、おはよー」ニッコリ







「おはよう」笑








哲也「じゃあな翔吾」







翔吾「うん！！」







「・・・・」汗






いつもなら
行ってらっしゃいって
言えていたのに
今朝は何も言えないまま
土田さんも私に
何も言わないまま
会社に行ってしまった









「翔吾くん」







翔吾「何？せんせ」はて







「パパ・・怒ってるのかな・・」







翔吾「怒ってないよ、今日も先生のこと可愛いって言ってたよ」二ッ







「え」////







翔吾「俺、毎朝パパに聞いてるもん」







「な、何を？」汗






翔吾「先生可愛いでしょ？って」ニッコリ








「な、なんだ・・」汗






そういうことか
ビックリした








翔吾「でも・・・最近パパ、羨ましいとか、いいなお前はって言わないんだ」不思議








「・・・前は、言ってたの？」







翔吾「うん」







「・・・そっか・・・」








この前の居酒屋で
迷惑だったのかな









私ずっと土田さんの隣に
座ってたから・・・
やっぱりさっさと戻ってればよかった









悶々としたまま
夕方になり








今日も翔吾くんは一人
最後の居残り組だった








いつものように
土田さんが迎えに来た









哲也「すいません、遅くなって・・」







「あ、パパだよ」笑







翔吾「わーい、パパおかえり！！」ニッコリ








翔吾くんは
土田さんに飛びついた







ガシッ








哲也「じゃあ先生、門の所で待ってます」







「は、はい・・・すいませんいつも送ってもらって・・」ペコリ








今朝の事もあり
申し訳なくて謝った








哲也「・・・そのことだけど・・もう今日で送るの止めるよ先生・・」







翔吾「え？一緒に帰らないの？」






哲也「先生も、俺らにばっか付き合せちゃ可哀そうだろ？」






翔吾「そんなことないよね？せんせい」







「・・・え・・う、うん・・」苦笑









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