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無防備 ページ38

*









しばらく臣の背中を撫でていたら
寝息が聞こえてきた









「臣?寝ちゃった?」笑









臣「・・・すー・・・」







「・・・もう重い・・」笑









臣が起きないように
そっと身体を離して
ソファーから立ち上がった





時間を見たら
もう少しなら奧さんも
待てるかな・・







きっと疲れてるんだと思い
少し寝かせてあげることにした









1時間後
まだ起きない臣に
どうしようか考えていたら
車を待たせてあるって
言っていたのを思い出した








たぶんあの背の高い小林さんが
待っていると思い
外へ出て車を探した
車は直ぐに見つかって
黒い高級車へ近づいた








運転席にはやっぱり
小林さんが座っていて
私に気づいた彼は
窓から顔を出した







「臣、寝ちゃったんです・・」汗






小林「そうですか・・Aさんには申し訳ないのですが手伝ってもらえますか」





「・・はい」








返事をしたら
小林さんが車から降りてきた
自分の部屋に案内して
臣の前で彼は
急にクスクス笑いだした







「な、何が可笑しいんですか」汗






小林「すみません・・っ」苦笑







「何がそんなに可笑しいんですか」







ただ臣がソファーで寝ているだけなのに
小林さんはまだ顔が笑っている







小林「失礼、こんな無防備な社長は久しぶりだったんでつい・・」苦笑








「そうなんですか・・」






小林「・・・じゃあお願いします」








「あ、はい」








小林さんは臣を支えて立ち上がった







車まで私も臣を支えて
後部座席へ乗せることができた









小林「ありがとうございました・・」






「いえ、小林さん臣をお願いします」ペコリ






小林「・・はい」ニッコリ








黒の高級車は
静かに発進して視界から消えていった








「・・・臣、大丈夫かな・・」







新婚なのに
こんな遅くまで・・・








奥さんの気持ちになったら
悪いことした気分だ







次からは気を付けようと思った









.

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nobu(プロフ) - ユキさん» おめでとうございます\(^^)/今年はライブ楽しみですね!お話もゆっくり頑張りますm(__)mありがとうございます\(^^)/ (2019年1月4日 21時) (レス) id: 36244b730c (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 来週の水曜日FNS歌謡祭にEXILEと三代目出ますよ(^.^) (2018年11月29日 12時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
nobu(プロフ) - Koiruneiroさん» 了解しました!頑張りますね(*^^*) (2018年10月6日 9時) (レス) id: 82c45dce48 (このIDを非表示/違反報告)
Koiruneiro(プロフ) - 最後は、nobuさんが決めてくださいね!!! じぶんは、その物語の流れに身をまかせます☆(。-人-。) (2018年10月5日 19時) (レス) id: c51d9e3401 (このIDを非表示/違反報告)
nobu(プロフ) - Koiruneiroさん» そうだったんですね。まだ最後は考えてないのでわかりませんが、う〜ん(;>_<;)どうしましょうか笑 (2018年10月5日 8時) (レス) id: 82c45dce48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nobu | 作成日時:2018年6月3日 18時

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