行ってくる ページ36
*
深夜零時を回ったころ
隆二の携帯が鳴りだした
画面を見た隆二は
床に転がっていたのをやめて
立ち上がった
隆二「急患、行ってくるわ」
「・・うん・・」
臣「じゃあ送ってく、外で車待たせてるからさ」
隆二「いいよ、久しぶりなんだからもっとAの相手してやってよ」
臣「・・・いいのかよ俺と二人きりになって・・」
隆二「俺たち心友だろ」
臣「あぁ」
「うん、大丈夫」キッパリ
隆二「じゃあ行ってくる」
「玄関まで送るよ」
隆二の後について
玄関までついていった
スニーカーを履きながら
隆二が振り向いた
隆二「アイツの結婚話聞いてなかったろ」
「あ!!そうだったね」汗
そういえばすっかり忘れてた
隆二「俺たちのことばっか話して悪いことしたな・・」
「本当だね、私ちゃんと聞いておくね」
隆二「うん、頼む」
靴ひもを結んで立ち上がり
Aを抱き寄せた
「・・・いってらっしゃい」///
隆二「行ってくる」
身体を離して
Aに口づけ
玄関のドアを開けた
「気を付けてね」///
隆二「うん、行ってくる」
隆二は玄関を出ていった
「はぁ・・」///
寂しいけど仕事だから
仕方ないや
隆二の唇が触れた
自分の唇にぬくもりを感じながら
臣が待つリビングへ戻った
「ごめん臣」
臣の座っている
ソファーには座らず
隆二が居た床に腰を下ろし
床にあったクッションを
抱きしめた
臣「隆二行ったの?」
「うん」
臣「アイツが居ろって言ってたけどやっぱ帰るわ」
「え、待って、まだ話してないことあるでしょ」
立ち上がろうとした
臣に視線を向けた
臣「何かあったっけ」
「はぁ?もう!!結婚報告聞いてないし、ちゃんと説明してよ」
臣「社報、読んだんじゃねーの?どこの誰で年齢も容姿も知ってるだろ。それ以上何が聞きたいんだよ」
つか言いたくねぇーし
「またそんな言い方するの?」
何も言いたくないみたいな
臣の態度に悲しくなってきた
臣「それに、もうハグとか無理だから」キッパリ
「・・・・」
そっか
そうだよね
そういう人が現れたんだね
.
.
378人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nobu(プロフ) - ユキさん» おめでとうございます\(^^)/今年はライブ楽しみですね!お話もゆっくり頑張りますm(__)mありがとうございます\(^^)/ (2019年1月4日 21時) (レス) id: 36244b730c (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 来週の水曜日FNS歌謡祭にEXILEと三代目出ますよ(^.^) (2018年11月29日 12時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
nobu(プロフ) - Koiruneiroさん» 了解しました!頑張りますね(*^^*) (2018年10月6日 9時) (レス) id: 82c45dce48 (このIDを非表示/違反報告)
Koiruneiro(プロフ) - 最後は、nobuさんが決めてくださいね!!! じぶんは、その物語の流れに身をまかせます☆(。-人-。) (2018年10月5日 19時) (レス) id: c51d9e3401 (このIDを非表示/違反報告)
nobu(プロフ) - Koiruneiroさん» そうだったんですね。まだ最後は考えてないのでわかりませんが、う〜ん(;>_<;)どうしましょうか笑 (2018年10月5日 8時) (レス) id: 82c45dce48 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:nobu | 作成日時:2018年6月3日 18時