HAPPY

甘える ページ44

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数時間後







臣「俺もう寝るから、隆二も適当に帰れよ？」







今市「おう、あやすみ」笑






臣「Aなんて放っといていいから、どうせ男にでもフラれたんだろ」フン







今市「お、おう・・」汗







相変わらず臣は妹に厳しいな
Aを見たら
言い返す元気もないようだった









今市「落ち着いた？」






「ん・・先輩も帰って？、大丈夫だから・・」






本当はもっと居てほしいけど
そこは無理言えないから
我慢した








今市「・・・無理すんなって、部屋行こ？」






「・・・先輩・・」うる








先輩の優しさが
今頃身に染みる







先輩に肩を抱かれて
自分の部屋に入った








バタン






ドアが閉まったら
先輩が両手を広げている








「・・・先輩、ちょっとだけ身体借りるね・・」///







今市「おう、来い」







ガシッ








ぎゅぅぅぅぅ








先輩の腕の中に
スッポリ納まって
優しく抱きしめてくれた









「先輩・・」







今市「ん？」







「帰らないで・・」







勝手なのは分かってる
今まで嫌がってたのに
自分が辛いからって
最低なのは分かってる









分かってるけど
今日はどうしても
一人になりたくない






先輩ごめんなさい








自分の腕に力が入る








今市「帰る気なんて無いから、気にすんな・・」笑








「・・っ・・・」///








この恩は絶対忘れないよ先輩









私が寝付くまで
先輩は甘えさせてくれたんだ









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