HAPPY

大丈夫？ ページ42

*









数か月が経ち
なんだかんだ剛典くんとは続いている






只
これまでとは違い
めったに剛典くんから
呼び出されなくなっていた







学校も違うし
早々出くわすこともない









そんなある日







みるくと学校帰り
クレープ屋さんで
クレープを買っていたら
カップルが入って来た







「うそ・・」汗






良く見たら
剛典くんと知らない女の子だった









みるく「ヤバ・・ちょ、A大丈夫？」汗







「・・・うん・・早く帰ろう？」








お金を払って剛典くんに
気づかれないように
カバンで顔を隠しながら
通路を出ようとしたら






ドン






前を見てなかったせいで
誰かにブツカッって








ヅッコけた









「きゃっ」汗








イヤシイ私はクレープは手放さず
思い切りクレープごと
地面に倒れた









岩田「・・・・・」汗








「・・・みるく、行こ！！」///






結局
剛典くんに気づかれて
隣にいた彼女は
クスクス笑いを堪えていた







カッコ悪くて
恥ずかしくて
情けなくて
走ってその場から離れた









「はぁはぁ・・・・」汗







みるく「A、大丈夫？」汗






「・・・うん・・大丈夫・・」









大丈夫って言ったのもも
それ以上の言葉も出て来なくて
無言のまま
家路に着いたんだ









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