HAPPY

辛そう ページ27

*









学校の正門は閉まっていたから
裏から中へ入り
校舎の入り口へやってきた







今市「真っ暗だな・・」






「もう先生も帰ってるよ」






今市「・・ごめん・・」






「・・・いいよ、怒っても中入れないもん・・帰ろ？」しゅん







今市「・・彼氏と約束か何かしてた？」






「してたよ、本当は今頃彼の家にお邪魔してる頃だよ・・」はぁ







今市「・・ごめん・・」





「もういいよ、明日また連絡するから」







今市「・・・ごめん」







はぁ
やらかした・・
彼氏はどうでもいいんだけど
Aがすげぇ残念そうに
肩を落としていて





いつもなら
もっと怒ってるはずなのに






全然俺
責められないから







Aを送ってった後







Aの担任に電話して
学校開けてもらったんだ









.









数時間後






兄貴が部屋に入ってきた






臣「入るぞ」






ガチャ








ベッドでウトウトしていたら
兄貴に起こされた









「・・・何・・」眠い







臣「ほら、ケイタイ」






「・・・え、何で兄貴が持ってんの！」ビックリ






臣「さっき、担任が持って来たってさ、お前何忘れてんの」アホだな







「・・・サンキュ」汗






部屋から兄貴が出ていき.
手元に戻ってきた
ケイタイを眺めた









「・・・何で？」はて








先輩しか知らないはずなのに
どうして先生が知ってたの？








「まぁいいや、早く剛典くんに連絡しよ」笑









画面を見たら
剛典くんからの着信と
ラインが数件入っていて









急いで連絡したんだ









.

あっという間→←学校に・・・

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