HAPPY

登校拒否 ページ14

*









今市「何で」







「・・・先輩のこと、好きなのか好きじゃないのかわかんないから」






今市「嫌だ」






「・・・何で？」





今市「好きだから」







「・・・私は・・別れたい」







今市「・・・はぁ・・・勝手にすれば？」怒








わかってたけど
言葉にされると
かなりキツイ






俺はココロが狭いから
笑っていいよなんて
言えたりしない








Aはすげぇーわ
1年で俺より2つも年が違うのに







アッサリしてるねホント







流石臣の妹だよ







全然ゴリラじゃなかったし








皆の目はどうかしてるぜ








こうして俺は
臣の妹にフラれたんだ









.









翌日








Aにフラれた俺は
学校なんて休みたい






何にもやる気が起きない





ってことで
今日は休みます








ベッドから出ようとしたけど
またシーツに潜り込んだ








そして夕方
なんだか外が騒がしい






足音と声で
アイツらだとわかった








ピンポーン







今市「・・・はぁ・・」







気だるい身体を起こして
玄関のドアを開けた







ガチャ








「・・・先輩、大丈夫？」







今市「な、何で・・・」///







臣「コイツも心配だって様子見に来たんだよ」珍しいだろ？







今市「そ、そっか・・まぁ上がってよ」







臣「うっす、お邪魔しまーすって、隆二しかいないんだよな」笑






今市「当たり前だろ」笑






健二郎「Aがさ、ゼリー作って来たんや毒見してやって？」笑







「うるさいなぁ、健二郎は一言多いの！！」ムッ








私のせいで休んでるのかと
気になったから付いてきたんだ








隆二「あぁ、俺ならズル休みだから」ニヤリ







「え、そうなの？」






隆二「おう、昨日さ彼女にフラれてさぁ・・」ニヤリ





臣「え！お前いつの間に彼女なんていたの？」真顔






隆二「居たけどフラれたから今日は学校行きたくなかったんだよ」






健二郎「へぇ・・隆二でもフラれるんやな」感心








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