振り出しに・・ ページ4
*
何も動じない部長に
「何かんがえてるんですか」
澄ましてハンドルを握る
部長に話しかけた
山下「別に？」
「もう絶対部長の家には行きませんから」つーん
もう部長となんて
話さないんだから
視線を外に移した
山下「俺もビックリしたんやで？」笑
Aの手に
自分の手のひらを重ねた
「・・・こういうのも、止めてください部長は結婚してるんですよ？」
部長の手を払いのけようとしたら
車のスピードが落ちて
ハザードを出して
車は路肩へ停車した
「・・・・・」
部長に視線を向けたら
山下「結婚した途端、そんな冷たくするん？」
「当たり前でしょ？私も今市さんと付き合ってるんですよ？」
山下「それが何や」
「何やって・・」汗
山下「俺はAと終わったつもり、コレっぽっちもないからな」
「・・・私、歩いて帰ります」怒
これ以上話しても
平行線のままだと思い
車のドアを開けようとしたら
部長に腕を掴まれた
「離してください」
山下「・・・離す訳ないやろ」ニヤリ
「ん・・」
部長に無理やり
唇を塞がれた
力任せに何度も何度も
唇が重なる
次第に自分も諦める
満足したのか
部長はやっと離してくれた
山下「俺のこと忘れんといて？」
「・・・ズルイ・・・」
車はまた動き出して
家の前で停車した
山下「お疲れさん」
「・・・ありがとうございました・・」
部長を見ずに答えたら
山下「ちゃんと目見て言うて」
「・・・っ」
視線を向けた瞬間
また唇が重なった
温まりかけた車内に
吐息の音が響き渡る
「・・・最低」
部長を思い切り睨んだ
山下「おやすみ」ニヤリ
私を降ろして
部長の車は走りだした
「・・・はぁ・・」
どうやったら抜け出せる？
また振り出しに戻ったんだ
.
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nobu(プロフ) - りりーさん» ありがとうございます＼(^o^)／気が向くまで気長に待っててください(;＞_＜;)がんばります！！ (2019年12月23日 8時) (
レス) id: 30a390ab65 (このIDを非表示/違反報告)
りりー(プロフ) - はじめまして。健二郎くんが好きでこちらの小説を拝読させていただきました。続きがとても気になるので、更新楽しみにしています！！ (2019年12月22日 11時) (レス) id: 65ea23dd82 (このIDを非表示/違反報告)
nobu(プロフ) - GUNゆりさん» どうなるんでしょうね。健二郎物語なのでどうしましょうか(^_^;) (2018年7月23日 22時) (レス) id: 6eb37ee078 (このIDを非表示/違反報告)
GUNゆり - 隆二くんかわいそう(T ^ T)これからどうなるんだろう‥更新頑張ってください！ (2018年7月22日 23時) (レス) id: 69855146ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nobu
| 作成日時：2018年2月6日 14時
