Don´t Think Feel 2

一緒に2 ページ2

*









買ってきた材料を下して
髪を上に結んだ









葉月「晩御飯も食べてってね、遅くなるでしょ？」








「いいえ、作ったら帰りますから大丈夫です」汗








葉月「食べずに帰らせたら私が怒られちゃうでしょ？」ニッコリ







「・・・・・」









どうしよう
3人でご飯なんて
どんな顔して食べればいいの・・








さっきよりも
心臓がドキドキし始めた









2時間後
その時がやってきた









山下「ただいま・・誰か来てんの？」








部長がリビングのドアを開けた








ガチャ









山下「ただいま・・・え・・」








葉月「おかえり！！ビックリした？」







「・・お邪魔してます・・」ペコリ








Aが
自分の奥さんと一緒に
キッチンへ立っている







予想外の光景に
言葉が出てこない







山下「ど、どないしたん・・ビックリするやん・・」苦笑







葉月「デパートで偶然会ってね、同じチョコレートケーキ作るみたいだったから誘ったの」笑






「部長すみません、急に来ちゃって・・」汗







早く帰りたい







山下「ええやん、うち初めてやろ？ゆっくりしていき？」笑








「は、はい・・」汗









ケーキになんかするんじゃなかった
なかなか焼けないんだもん









葉月さんは手際よく
ケーキを焼いてる間に
晩ごはんも作りだした









「あの・・手伝います」







葉月「こっちはいいから、健二郎の相手してあげて？」








「でも・・」








葉月「上司でしょ？接待お願い」ニッコリ







「は、はい・・」






できれば私がご飯作りたい
部長の家で部長を接待って・・






すごくやり辛い








葉月さんに言われて
部長の所へ渋々行ったら








山下「ここ座り？」ニヤリ






「・・隣・・ですか？」汗







山下「ええやん、接待やもん」ニヤリ







「・・はい・・」







葉月さんを気にしながら
仕方なく部長の座るソファーへ
腰を下ろした









.

送る→←一緒に

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す