Don´t Think Feel

楽しい ページ10

*









会社を出て
部長の隣を歩く






この前までは
一緒に帰るなんて
考えられなかった






仕事中はずっと
怒られてばっかりで
今もだけど






隣りを歩く部長を
コッソリ見上げたら






山下「・・・何？」







部長も私を見下ろしていた







「あ・・えっと・・何処に行くんですか」///








山下「ラーメンでも行こか」







「はい」笑






山下「へぇ・・ラーメンで喜んでくれるんや」笑







「ラーメン好きです、・・ダメでした？」汗






山下「いーや、嫌がれるんかと思ってたから、安心した」笑






「・・・嫌がる人・・今までいました？」







山下「いっぱいおるよ」笑







「・・・そんなにたくさんの人と・・」しゅん







山下「・・じょ、冗談や何本気で落ち込んでんの・・」苦笑






Aの頭に手のひらを置いて
自分に引き寄せた







「・・・だって・・」///







山下「アホやなぁ」笑






「どうせアホです」つーん





山下「アホなコ、好きやで？」笑






「///・・・」








急に好きやなんて言われて
固まった









山下「走るで」ニヤリ







「え、わっ」汗







頭にあった手のひらが
私の手のひらに移動して
握られた手は
思い切り引っ張られて
走り出した








山下「腹減った〜」






「私も〜」笑






走りながら
息を切らして照れながら話す
この感じが楽しくて






ラーメン屋に着くまで
ずっと笑い合った









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